138: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:02:00 ID:jRf
1/6
へへへ、おはようございます。流石に皆さん怖い話をしなさる。
今日は生憎天気が悪いようで。あの時も丁度今日みたいな雨空だったな。
あ、いえね、こっちの話でして。え?聞きたい?そんな事誰も言ってない?

はぁはぁ、すみませんね、私も毎日苦しくて。

正直、この話を誰かに打ち明けないと気が狂いそうでして。

それでは、早速暇つぶしにでもお読み下さい…へへへ。

もう10年ほど前になりますかね。当時、私はとある地方の寂れたスナックで働いてましてね。

そこで、店の女の子の1人と良い仲になっちまったんですよ。ま、良くある話です。へへへ。

アパートに同棲してまして。スナックのママも他の従業員もみな承知の上でしてね。

まぁそこそこ気楽に楽しく暮らしてましたわ。しかし、この、仮に晴美としましょうか。

晴美はかなりのギャンブル狂でして。パチンコ・競馬・競艇・競輪・ポーカー・マージャン、なんでもござれでして。

これが勝ちゃ良いんですが、弱いんですよ。賭け事にも才能ってありますよね。

案の定、借金まみれになっちまった。それでも何とか、働きながら返してたんですよ。

え?私はどうかって?私はあなた、ギャンブルなんてやりませんよ。

そんな勝つか負けるか分からないのに大金賭けられますかいな。以外に堅実派なんですよ。へへへ。

…話を戻しましょうか。

同棲しだして、2年ほど経った頃でしたかね。とうとう、にっちもさっちも行かなくなっちまった。

切羽詰まった晴美は、借りちゃいけない所から金借りちゃったんですよ。まぁヤクザもんですよね。

ある夜、アパートに2人でいる時に、男が2人やって来ましてね。見るからにそれモンですよ。

後は大概、お分かりですよね?TVや映画で良くある展開と同じですよ。笑っちまうくらい同じです。

「金が返せないのなら風俗に沈める」の脅し文句ですよ。

それでも晴美は、「1週間、1ヶ月待って下さい」と、先延ばししながら働いてましたよ。

え?私?私は何も出きゃしませんよ。ヤクザもんですよ?とばっちりは御免です。

え?同棲しておいてそれはないだろうって?はぁはぁ、ごもっとも。

でもね、皆さんも、いざ私のような環境に置かれると分かりますって。

139: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:03:17 ID:jRf
2/6
ある夜、いつもの様にアパートに取立てがやって来ましてね。所がちょっと様子が違うんですよ。

幹部って言うんですか?お偉いさん来ちゃいまして。

一通り晴美と話した後、つかつか~と私の方にやって来まして、「お前があいつの男か?」と聞くんですよ。

ここで「違う」とは言えませんわね。

認めると、「お前にあいつの借金の肩代わりが出来るのか?」と聞くんですよ。

出来るわけないですよ。その頃には借金、1千万近くに膨れ上がってましたからね。当然無理だと言いましたよ。

そしたらその男が、あぁ、今思えば北村一輝に似た中々の良い男でしたね。あ、へへへ、すみません。

話を戻しましょうか。

その男が、「ならあの女は俺らがもらう」ってんですよ。

仕方が無いな、ともう諦めの境地でしたよ。私に害が及ばないのであれば、どうぞご自由に、と。

え?鬼?悪魔?鬼畜?はぁはぁ、ごもっとも。

でもね、水商売なんて、心を殺さないとやってけないんですよ。

晴美に惚れてたならまだしも、正直体にしか興味ありませんでしたからね。

え?やっぱり鬼畜?はぁはぁ、結構です。

それでもって、男が妙な事を言い出したんですよ。

「あの女の事を今後一切忘れ、他言しない事を誓うならば、これを受け取れ」

と言うと、私に膨れた茶封筒を差し出したんですよ。丁度百万入ってましたよ。

でもね、嫌じゃないですか。ヤクザから金もらうなんて。

下手したら後で、あの時の百万利子つけて返してもらおうか、何て言われちゃたまりませんからね。断りましたよ。

そしたら、その幹部の連れのチンピラが、ポラロイドカメラでもって私を撮ったんですよ。

そしてその幹部が、「この金を受け取らなかったら殺す」って言うんですよ。

何で私がこんな目に、と思いましたよね。渋々受け取りましたよ。

そして、「もし今後、今日の事を他言する様な事があれば、お前が世界のどこにいても探し出して殺す」と。

その時、私は漠然とですが、

晴美は風俗に沈められるのでは無く、他の事に使われるんだな、と思ったんですよ。もっと惨い事に。

140: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:05:21 ID:jRf
3/6
晴美はある程度の衣服やその他諸々を旅行鞄に詰め込み、そのまま連れて行かれました。

別れ際も、私の方なんて見ずにつつ~と出て行きましたね。結構気丈な女なんですよ。

1人残されたアパートで、私はしばらくボーッとしてました。

明日にでもスナック辞めて、どこかへ引っ越そうと思いましたね。嫌ですよ。ヤクザに知られてるアパートなんて。

ふと、晴美が使っていた鏡台に目がいったんですよ。リボンのついた箱が置いてあるんです。

空けて見ると、以前から私の欲しがってた時計でした。あぁ、そういえば明日は私の誕生日だ。

こんな私でも、涙がつーっと出てきましてね。その時初めて、晴美に惚れてたんだな、と気がつきました。

え?それでヤクザの事務所に晴美を取り返しに行ったかって?

はぁはぁはぁ、映画じゃないんですから。これは現実の、しょぼくれた男のお話ですよ。

翌日、早速スナックを辞めた私は、百万を資金に引っ越す事にしたんです。

出来るだけ遠くに行きたかったんで、

当時私の住んでた明太子で有名な都市から、雪祭りで有名な都市まで移動しました。

そこを新たな生活の場にしようと思った訳です。

住む場所も見つかり、一段落したので、次は仕事探しですよ。

もう水商売はこりごりだったので、何かないかなと探していると、

夜型の私にピッタリの、夜間警備の仕事がありました。

面接に行くと、後日採用され、そこで働くことになったんですよ。

それから約10年。飽きっぽい私にしては珍しく、同じ職場で働きました。

え?晴美の事?時々は思い出してましたよ。あの時計はずっとつけてました。

北国へ来てから新しい女が出来たり出来なかったりで、それはそれで、楽しくは無いですが平凡に暮らしてましたよ。

私、こう見えてもたま~にですが、川崎麻世に似てるって言われるんですよ。

え?誰も聞いてない?キャバ嬢のお世辞?はぁはぁ、失礼しました。

142: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:20:35 ID:jRf
4/6
それで、つい1ヶ月前ほどの話です。同僚のMが、「凄いビデオがある」って言うんですよ。

どうせ裏モンのAVか何かだろうと私は思いました。こいつから何回か借りた事があったので。

そしたらMが、「●ナッフビデオって知ってる?」って言うんですよ。

私もどちらかと言うと、インターネットとか好きな方なんで、暇な時は結構見たりするんですよ。

だから、知識はありました。海外のサイトとか凄いですよねぇ。実際の事故映像、死体画像、などなど。

で、「ある筋から手に入れて今日持って来てるんだが、見ないか?」ってMが言うんですよ。

深夜3時頃の休憩時間でしたからね、まぁ暇つぶしくらいにはなるだろうってんで、見ることにしたんですよ。

私は、どうせフェイクだろうと疑ってかかったんですけどね。

ビデオをデッキに入れ、Mが再生ボタンを押しました。

若い全裸の女が、広い檻の中に横たわっていました。

髪の毛も下の毛も、ツルツルに剃りあげられていました。

薬か何かで動けなのか、しきりに眼球だけが激しく動いていました。晴美でした。

私は席を立ちたかった。でも、何故か動けないんですよ。

やがて、檻の中に巨大なアナコンダが入れられました。何か太いチューブの様な物を通って。

大げさじゃなしに、10m以上はあったんじゃないでしょうかね。

それはゆっくりと晴美の方に近づいて来るんですよ。

Mが凄いだろと言わんばかりに、得意げに私の方をチラチラと横目で見てきます。

それは、ゆっくりと巨体をしならせ、晴美の体に巻きつきました。

それで、つい1ヶ月前ほどの話です。同僚のMが、「凄いビデオがある」って言うんですよ。

どうせ裏モンのAVか何かだろうと私は思いました。こいつから何回か借りた事があったので。

そしたらMが、「●ナッフビデオって知ってる?」って言うんですよ。

私もどちらかと言うと、インターネットとか好きな方なんで、暇な時は結構見たりするんですよ。

だから、知識はありました。海外のサイトとか凄いですよねぇ。実際の事故映像、死体画像、などなど。

で、「ある筋から手に入れて今日持って来てるんだが、見ないか?」ってMが言うんですよ。

145: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:25:17 ID:jRf
5/6
深夜3時頃の休憩時間でしたからね、まぁ暇つぶしくらいにはなるだろうってんで、見ることにしたんですよ。

私は、どうせフェイクだろうと疑ってかかったんですけどね。

ビデオをデッキに入れ、Mが再生ボタンを押しました。

若い全裸の女が、広い檻の中に横たわっていました。

髪の毛も下の毛も、ツルツルに剃りあげられていました。

薬か何かで動けなのか、しきりに眼球だけが激しく動いていました。晴美でした。

私は席を立ちたかった。でも、何故か動けないんですよ。

やがて、檻の中に巨大なアナコンダが入れられました。何か太いチューブの様な物を通って。

大げさじゃなしに、10m以上はあったんじゃないでしょうかね。

それはゆっくりと晴美の方に近づいて来るんですよ。

Mが凄いだろと言わんばかりに、得意げに私の方をチラチラと横目で見てきます。

それは、ゆっくりと巨体をしならせ、晴美の体に巻きつきました。
声帯か舌もやられてるんでしょうか、晴美は恐怖の表情を浮かべながらも、声ひとつあげませんでした。

パキパキと言う、野菜スティックを2つに折った様な音がしました。
晴美の体がグニャグニャと、まるで軟体動物の様になっていったんです。

10分ほど経ったでしょうか。それが大口を開けました。晴美のツルツルになった頭を飲み込んだんですよ。

「ここからが長いんだ」とMは言い、早送りを始めました。

それは、晴美の頭部を飲み込み終えると、さらに大口を開け、今度は肩を飲み込み始めました。

胴体に達したとたん、テープが終わりました。

「続きが後2本あるんだ」とMが言ったんです。
「もういい」と私は言うと、逃げるようにビルの巡回に戻りました。

それからなんですけどね、いつも同じ夢を見るんです。

晴美の顔をした大蛇が私に巻きつき、締め付けてくるんですよ。
そして体中の骨を砕かれ、頭から晴美に飲み込まれるんです。

凄まじい激痛なんですが、逆にこれが何とも言えない快感でしてね。
晴美の腹の中でゆっくり溶かされ始める私は、まるで母親の胎内に戻った様な安心感さえ感じるんですよ。

え?そのビデオはどうしたかって?Mから私が買い取りましたよ。それこそ、給料何ヶ月分かの大枚はたいてね。
3本全部見て少し泣いた後、私は全てビデオを叩き壊しました。

146: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:27:53 ID:jRf
6/6
それで、深夜仕事をしてると、晴美を感じるんですよ。

ビルなどの屋内を1人で見回るでしょう?すると、後ろからピチャピチャと足音が聞こえてくるんですよ。
振り返ると、誰もいない。でまた歩き出すと、濡れた雑巾が床に叩きつけられる様な音で、ピチャピチャと。
晴美かな、と思うんだけれども、一向に姿を現さないんですよ。感じるのは気配と足音だけ。

そんな事が数日続き、流石に精神的にまいってしまいましてね。
今現在、休暇と言う事で仕事を休んでるんですよ。

3日前です。とうとう晴美が現れたんですよ。

深夜、自宅のベッドでボーッと煙草をふかしていたら、白い煙の様な物が目の前に揺れ始めたんですよ。

煙草の紫煙かな、と思ったんですが、動きがおかしい。
まるで生きてるように、煙がゆ~らゆ~らと形をとり始めたんですよ。

晴美でした。既に溶けかかり、骨が砕けた全身を、マリオネットの様に揺らし、
まだある方の眼球で、私を見つめてきました。

何かを言いたげに口を動かしていますが、舌が無いのか声帯が潰されているのか、声にならない声で呻いていました。

どの位の時間が経ったでしょうかね。いつの間にか晴美は消えていたんですよ。

恥ずかしい話、私は失禁と脱糞をしていました。はぁはぁはぁ、汚くてすみませんねぇ。

次の日の夜も晴美はやってきました。

もう私はね、晴美に呪い殺されてもしょうがないんじゃないか、と思い始めてましてね。

晴美が再び現れるのを、心待ちにしてた部分もあったんです。

やはり、晴美は何か言いたげに口を動かしています。

私は駆け寄り、

「何が言いたい?私はどうすれば良いんだ?

時計、時計、時計ありがとう、あの時何もしてやれなくてすまない、時計は大事に持ってる、時計は、時計は」

半狂乱のまま、私は叫び続けたんです。

すると、晴美が折れた首を健気に私の方に近づけて、言ったんです。

途切れ途切れながらも、ハッキリと聞き取れました。

「わたし、あんたのこどもほしかったな」

今日も夜が来る。

148: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:35:52 ID:AUi
今日もいいもんありがとう<(_ _)>
ふぅ…逝ったぜフー(-ω-`;)y-~~

149: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)01:16:09 ID:jRf
1/1
日航機墜落事故で、
当時法医してた大学の教授が検死をしていた時に体験した話なんだけど
遺体をとりあえずバッグみたいなのに分けてくんだけど、損傷が激しく名前なんかわからない
それでただ番号を袋に振っていくんだけど、その過程で「333」という番号をつけた人が、それを見て
「九ちゃんだ・・」と言ったらしい(九ちゃん=坂本九)
その後剖検でその「333」の袋の遺体は坂本九さんだった
3+3+3=9

なぜ助手が分かったのか、そういうのも含めて

全くの偶然だが、こういうこともあるんだね

150: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:29:09 ID:jRf
1/6
俺の地元は田舎で車道から逸れるとすぐ森とか林って感じになってる。
で田舎の方に住んでいたことのある人ならわかるだろうが
そういう場所にはよくエロ本が捨ててある。
厨房の頃のある夏の日、俺も学校が終わった後に友達と二人
自転車でそのブツを探しにいった。
そこは普段車の通りも少なく、ましてや森の中となると誰もいない。
俺らは好都合と思いブツを探し始めた。
しばらく探し続けていても中々状態のいいのは見つからなかった。

探しに行った事のある人ならわかると思うが
そういう場所に捨ててある本ってのは湿ったりしてて
拾って帰るのをためらうような状態のものが多い。

そんな時友人が俺のことを呼び止めた。

「おい、誰かいるぞ」

その呼びかけにびっくりした俺は情けないことだが

「ひぃぃっ!」

と声を上げてしまった。

151: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:29:57 ID:jRf
2/6
エロ本探しなんかしてることが女子なんかに
ばれたらとても恥ずかしくてたまらない。
俺は焦って辺りを見回した。
すると友人が俺の肩を叩いてある方向を指差した。
俺らがいる場所より更に奥のほうに確かに誰かがいた。

遠くてよくは見えないが背格好から判断するに俺らより大分年上の男であるように思えた。
雰囲気から察するに20代くらいに見えた。

俺らの方に来ないところをみると別に注意しに来た訳でもなさそうだった。

「あいつもエロ本探しに来てんじゃねーの?」

と友人が軽口を叩いた。
俺もそんなとこだろうと思い再びブツ探しに戻る。

またしばらく探していると友人が

「さっきあいつがいた辺りに行ってみねー?

もしかしたらあいつが捨てにきたのかもしれないし」

というのでさっき男がいた辺りに俺らは歩いていった。

152: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:30:38 ID:jRf
3/6
友人の予測どおりそこには数冊のエロ本が捨ててあり、状態もよさそうだった。

「ラッキー、確かにお前の言ったとおりだったな」

そう言って俺らはその数冊を二人で山分けして家に帰ることにした
俺らは自転車を停めていた車道の待避所?みたいなところまで戻ってきてそこで友人と別れた。
もう辺りは大分暗くなっていた。

その時にはもう帰ってエロ本を見ることばっかり考えていた。

自転車に乗ってふと今までいた森を見るとさっきの男がまだいるように見えた

「あいつ、まだ何やってるんだ?」

少し不思議に思ったが特に気にせずwktkしながら家に帰った。

家に帰って自分の部屋に戻ると、早速戦利品の確認を始めた。

153: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:31:18 ID:jRf
4/6
あったのを適当に拾ってきて中身もよくチェックしてなかったので
あまり期待もしてなかったのだが中々使えるようだった。

そうやってその中の一冊のページをパラパラとめくっていると、何か違和感があった。

メジャー?なタイプのエロ本はグラビアの部分と漫画の部分に分かれている。
そのグラビアの部分が何かおかしかった。

不思議に思った俺はそこでページをめくるのを止めた。
そしてそれを見て俺は思わず声を上げてしまった。

そこに写っている女優の顔の目の部分に穴が開いていた。
しかも無数に。

恐らく針か何かとがった物で突き刺してあったのだろう。
そしてその次のページは張り付いていた。
透けて見える女優の体部分が何か赤い。
血のようである。

しかし気持ち悪かった俺はそれをはがす気にはならなかった。

その張り付いていた部分のページには何故か自分と同じ歳くらいの女の子の写真が挟まっていた。
カメラのほうを向いていないので盗撮か何かかもしれないと俺は思った
そしてその写真にも目の部分には無数の穴が開いている。

154: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:31:49 ID:jRf
5/6
さすがにその本を持っておく気にはならず、
次の日また捨てに行こうと思った。

そうしているうちに塾に行かなければならない時間になったので、
戦利品の確認をやめ塾に行くことにした。
準備をして玄関から出て行くと俺の家からすぐのとこにある電柱の影に男がいた。

近づかなかったのでよくはわからないがさっき森にいた男ではないかなと思った。
あの男が本を捨てたのだろうか。

怖かったのでさっさと自転車に乗って俺は塾へと向かった。

10時頃に塾を終えて家にたどり着くと、電柱の影に男の姿は無かった。
俺は一旦家の庭に自転車を停めて、もう一度家の周囲を確認することにした。
よく見回してみたが見える範囲に男の姿は無かった。

考えすぎかなと思い、家に戻ろうとすると不意に声をかけられた

「あの本良いでしょ?」

俺がビビッて振り返ると真後ろにその男が不気味な笑みを浮かべて立っていた。

155: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)02:32:22 ID:jRf
6/6
足音も聞こえなかったので油断していた。
腰が抜けそうになったが死に物狂いで家へとダッシュすると、急いで鍵をかけた。

その夜は恐ろしくて、クーラーも無くて暑かったが
家の窓を閉め切ってカーテンも閉めて布団にうずくまっていた。

そして次の日、友人に昨日のこと話したが、友人はそんなことはなかったと言った。

しかし怖かった俺は友人について来て貰い元あった場所に本を捨てた。(不法投棄スマン)

その日からその男を見ることは無かったが、あの日以来俺はエロ本を拾いに行ったことはない。

156: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)08:26:35 ID:jRf
1/5
夏のある日2組のカップルが海水浴に出かけました。
仮にA君、A君の彼女、B君、B君の彼女とします。

A君はバイクを持っていて一人で乗って、B君は車を持っていて残りの3人が乗っていました。

日が暮れて、帰る時にふとB君が「競争しようぜ。」といいます。
そこでA君のバイクと、B君B君の彼女A君の彼女の乗る車とでお互いの家まで競争することになります。
それぞれのカップルは同棲しており、同じアパートで知り合った4人なのです。

先についたのはB君たちの乗る車でした。
勝ったのに喜ぶB君のカップルに、A君の彼女は少し心配気味です。
A君はバイクの運転はとても上手いので、本当なら先についていて当たり前なのです。

157: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)08:27:08 ID:jRf
2/5
その日A君は帰りません。
そして次の日、目覚めたA君の彼女は信じられないことを聞きます。

B君とB君の彼女がとても悲しげで不安げな様子で部屋にきています。
「あのさあ・・・」B君が口を開きます。
「今朝警察から連絡があって、Aのやつカーブ事故で死んじまったらしいんだよ・・・」
「ガードレールに、凄いスピードで激突して・・・・即死だったらしい・・・」
A君の彼女はずっと考えていましたから、万一のこともあるだろうと
分かってはいましたが、やはりショックで泣き伏せてしまいます。

しかしB君達がさらに驚くべくことをつげるのです。
さきに切り出したのはB君の彼女です。
2人の体がとても震えているのをA君の彼女は感じます。

「朝・・・連絡があったって言ったじゃない?・・・」
「あのね、驚かないでね、あたし達そのあと部屋に誰か来たの。」
「誰だろうと思って・・・それで誰だ?って聞いたら・・・・・」
『Aだって言うんだよ・・』
B君が割って話してきます。

158: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)08:27:33 ID:jRf
3/5
A君の彼女は何を言っているのか分からず只聞いています。
『悪い冗談だって思って、すぐに怒鳴りつけてやろうと思ったけど
あいつがきたの、俺らが電話を受けてからすぐなんだよ・・・だから
誰かがふざける余裕なんてねえだろうし・・俺ら怖くて、それで
開けらんなかったんだ、そしたらかえってったんだ・・・』

B君たちはA君の彼女にもしもAがきても決してドアは開けるなといいます。
彼らが言うには、自分では死んだと思っていないAが
自分たちを引きずり込もうとしていると言うのです。

B君たちが帰った後にA君の彼女はA君との思い出を巡らせ一人泣いています。

159: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)08:27:59 ID:jRf
4/5
その夜。
A君の彼女はドアをノックする音で目覚めます。
「来た・・・」
彼女は必死でそれを無視します。A君はドアを叩きつづけます。
「おい!」「俺だよ!」
「ここを開けてくれよ!」
部屋の隅でA君の彼女は必死に耳をふさいでいますが、彼との思い出と
懐かしさにたまらず、ドアの方に近寄ります。

「開けてくれよ、俺だよ!」音はドンドン大きくなります。
そっと近づくA君の彼女。
ドアごしに見えるA君の影ですら涙が出ます。
気付けばA君の彼女はドアの前に立っています。
ドアを開けそうでした。
しかし、A君は死んでいるのです。

A君の彼女は必死で声を出しました
「・・なたは・・・・・んだの・・・!!」
ノックは大きくなります。

160: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)08:28:27 ID:jRf
5/5
そしてA君の彼女は
せめて成仏してほしいと思い
決死の覚悟で一気にドアを開けます

「あなたはもう死んだの!!!!」





『死んだのはおまえらのほうだよ!!!!』

161: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)09:08:45 ID:qqV
結構初見のあるな、面白い
誰かフナ食うおっさんの話知らないか?

162: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)09:42:57 ID:jRf
1/3
小学校4年生の夏休みのことで、今でもよく覚えてる。
川と古墳の堀をつないでる細い用水路があって、そこで一人で鮒釣りをしてたんだ。
3時頃から始めたんだけど、いつになくたくさん釣れるので面白くてやめられなくなった。
だんだんあたりが薄暗くなってきて、日の長い時期なので7時近かったと思う。
そろそろ帰らないと怒られるな、もう一匹だけ釣ったらやめようと思っていたら、
ガサガサと藪を踏み分ける音がして、川原の丈の高い草の中を何かが近づいてくる音がする。
人が通るような道はないので動物かと思ってちょっと身がまえたが、
出てきたのは自分の父親より少し年上くらいのおじさんだった。
おじさんは神主さんのに似た上下白の着物を着て、
顔は大人なんだけど小学生の自分と同じくらいの背丈で、頭に黒くて長い帽子をかぶってる。
それが烏帽子というものだとは後でわかった。

はじめは怖いという感じはぜんぜんしなかった。
おじさんはにこにこ微笑んでいてとても優しそうにみえたから。
おじさんは体についた草の葉を払いながら「ぼうや釣れるかい?」と聞いてきたので、
「はい、釣れます」と返事をすると「ちょっとお魚見せてくれるかい」と言いながら歩み寄って魚籠を引き上げ、
「ほーう大漁だねえ。いくらかもらってもいいかな」
そしてこちらの返事も待たずに魚籠の中から一番大きい鮒を二本指ではさんでつまみ上げ、
「いただくよ」と両手で抱えて頭から囓り始めた。バリバリという骨の砕ける音が聞こえてくる。

163: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)09:43:35 ID:jRf
2/3
おじさんは「いいな、いいな、生臭いな」と歌うようにつぶやいて頭のなくなった鮒を草の上に捨てた。
自分が呆然と見ていると「殺生だよ、殺生はいいな、いいな」と言いながら、
魚籠の上にしゃがみ込んで、今度は両手をつっこんで2匹の鮒を取り出すと、
こちらに背を向けるようにして、交互に頭を囓りだした。
やっぱりバリバリゴリゴリと音をたてて頭だけ食べている。生臭い臭いが強くした。

魚を捨てると立ち上がってこちらを振り向いた。
にこにこした顔はそのままだが、額と両側の頬に鮒の頭が生えていた。
鮒はまだ生きているようでぱくぱく口を開けてる。
「ああーっ」と声を上げてしまった。ここから逃げなくちゃいけないと思ったが、体が動かない。
おじさんは動物のような動きで一跳びで自分の側まで来て、「ぼうやももらっていいかな」と言って肩に手をかけてきた。
思わず身をすくめると、同時におじさんのほうも弾かれたように跳び離れた。
そしてこちらを見て不審そうに首を傾げ「・・・ぼうや、神徳があるねえ、どこかにお参りにいったかい?」
そう言うおじさんの顔から目を離せない。
すると急におじさんの顔が黒くなり、吠えるような大声で「どっかにお参りにいったかと聞いてるんだ」と叫んだ。

164: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)09:44:13 ID:jRf
3/3
気おされて「・・・この間お祭でおみこしを担ぎました」と、なんとか答えると、
おじさんは元のにこにこ顔に戻って「そうかおみこしねえ、ふーん残念だなあ、じゃ20年後にまた来るよ」
ゴーッと強い風が顔に当たって、目をつぶってもう一度開けるとおじさんの姿はなくなっていた。

体が動くようになったので釣り道具をぜんぶ捨てて家に逃げ帰った。
家族にこの話をしたけど、何を馬鹿なことをという反応だった。
母親が変質者かもしれないと少し心配そうにしたくらい。
翌日中学生の兄といっしょに昼前に堀にいってみたら、釣り竿なんかは草の上に投げ捨てられたままになっていた。
ただ魚籠に近づくとひどい臭いがして、中はどろどろになってあたりの水面に油と魚の鱗が浮いていた。
その後はその古墳の堀には近づいていないし、特に奇妙な出来事も起きていない。
ただもうすぐあれから20年になるんだ。

165: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)10:00:13 ID:qqV
おお!ありがとう!!
笑いながら「殺生はいいな」がすげー怖いんだよなぁ
ほんとありがとう!

166: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)11:26:41 ID:jRf
1/2
ある若い夫婦が香港に旅行に行ったときのことだ。
二人は知らず知らずのうちに香港でもかなり治安の悪い地帯に紛れ込んでいたのだが、その中で一軒のブティックを見つける。
妻はそこである服がとても気に入り、それをもって試着室の中へ入っていった。
ところが、それっきりいつまでたっても彼女は出てこない。
あまりに彼女が遅いので夫は様子を見に行ったのだが、なぜか試着室はもぬけの空。
驚いて店員に妻の事を聞いてみたのだが、店員たちはまるで口裏を合わせたかのようにそんな人は見ていない、そんな人はやってきていないと言い張るのみで、まるで相手にならない。
そこで彼は現地の警察に要請して妻を捜してもらうことにしたのだが、何一つ手がかりを見つけることができなかった。
その後もしばらくのあいだ彼は自力で妻を捜しつづけたのだが、いつまでも香港に留まりつづけるわけにもいかない。
やむを得ず彼は妻を見つけることができないまま帰国した。

167: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)11:27:15 ID:jRf
2/2
それから1年がたった。
彼は長い休みを取ると再び香港に戻ってきた。
もちろん妻を探し出すためだ。
彼は妻の写真を手に香港中を歩いて回ったのだが、今回もまた妻に結びつくような手がかりは何一つ得られない。
やがて休みも残り少なくなり、心身ともに疲れきって帰国も考え始めたある日のこと、彼は一軒の見世物小屋の前を通りかかった。
小屋に掲げられた看板には「日本達磨(だるま)」と書かれている。
彼は見世物などには感心はなかったのだが、疲れ果てていたのでちょっと気晴らしがしたかったのと、看板に書かれた「日本」の文字に興味を引かれてふらりと中へ入っていった。
しかし、小屋に入った彼はそこに晒されていたものからすぐに目をそむけ、ここに入ったことをひどく後悔することになる。
その小屋の中の舞台の上で、手足を切断された全裸の女性が見世物にされていたのだ。
その女性は舌を抜かれているらしく、声にならないうめき声をあげつづけている。
余りに陰鬱なその見世物に気分を悪くした彼はすぐにその場を立ち去ろうとしたのだが、何か心に引っかかるものを感じその女性の顔を改めてよく見てみた。
その女性は、失踪した彼の妻であった。

その後、彼は現地のマフィアに話をつけて大金と引き換えに妻の身柄を受け取ることができた。
しかし無理もないことだが、可哀想な彼の妻はすでに発狂していたという。
彼女は現在も国内のとある病院の中で生存している。
声にならないうめき声をあげつづけながら・・・

168: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)11:31:45 ID:jRf
1/1
友人の話

その友人は高層マンションに住んでいます。
彼は14階に住んでいるためエレベーターは必須なのですが。
夜中に帰宅したときのことです。
エレベーターに乗って14階のボタンを押し、ドアが閉まり動き出したところ、8階のボタンのランプが点灯したそうです。
『あぁ、誰か乗ってくるのか・・』
そう思った直後、ハッとした友人は慌てて2階3階4階5階とボタンを連打しました。
エレベーターは2階は通過してしまったものの、3階で止まってくれたので開きかけのドアをこじ開けるほどの勢いで外へ飛び出しました。
そのまま階段を駆け降りてマンションをあとにして、朝までコンビニで立ち読みしていたそうです。
『まぁ俺の思い過ごしだと思うけど、万が一ってこともあるしなww』
そう言った友人は、しかし夜間にエレベーターを使うのは今でも控えているみたいです。

274: 名無しさん@おーぷん 2015/05/06(水)16:44:42 ID:x8c
>>>168は中に霊がいたってことかな?

275: 名無しさん@おーぷん 2015/05/06(水)17:37:37 ID:V25
>>274
それで正解なんだが、八階の人が呼んだらランプつくエレベーターもあるんじゃないかっていつももやもやするんだよなぁ

276: 名無しさん@おーぷん 2015/05/06(水)17:47:42 ID:x8c
>>275サンクス
俺もそう思って、?ってなってた

169: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)11:32:46 ID:jRf
1/1
1991年(平成3年)3月14日午後2時5分頃、広島県広島市安佐南区上安2丁目で、
前日仮設置していた長さ65m、重さ43tの鋼鉄製の橋桁が、10m下の道路に落下する事故が発生した。

この事故で、橋桁は並行する県道下り線を赤信号で停車していた乗用車など11台を直撃し、
橋桁の上で作業していて、投げ出された作業員5人と乗用車を運転していた市民10人が死亡、
8人が負傷するという大惨事になった。
乗用車の中には高さ50cmまで圧縮されたうえに、火災が発生したものもあり、原形を留めない状態になった。
運転席が押しつぶされ、100Gを超える衝撃を受け全身挫滅で即死した者もいた。

中国新聞1991年3月27日付けの紙面によれば、事故に巻き込まれた乗用車のすぐ後ろに、
卒園遠足から帰る途中の市内の幼稚園児97名と保護者らを乗せたバス3台があったという。

本来なら事故に巻き込まれかねない時間に事故現場に差し掛かるはずだったが、
一人の幼稚園児が「トイレに行きたい」と切望したので近くのパチンコ屋のトイレを借り用を済ませることになった。

結果、事故には遭遇せずに済んだ。 しかし、事故が起こってから一年後、テレビ番組が取材した際、
トイレに行った幼児は誰か聞いたところ、誰もなかなか思い出せなかった。
最終的に2人が候補に浮かび上がったが、
1人は遠足を欠席しており、もう1人はすでに事故の時点で転園していた。

170: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)12:46:50 ID:jRf
1/1
僕の部屋に彼女が遊びに来た時、気が付いたら彼女は誰かにメールしてた。
『誰にしてるの?』って聞いても『ん?ちょっとね』って教えてくれない。
少しムッときて、『まさか他の男?』と不機嫌さを隠さずに言ったら、
『そっちだって、他の女の子とメールやってるんじゃない?』
って怒ったように言い返してきた。

予想外の切り返しにビックリしたけど、疑われたままではいられない。
『僕が君以外の女と?疑うんなら見ればいいじゃん!』と言って
ポケットから携帯を出し、彼女の前でこれ見よがしに開いてやった。
すると、携帯を開いたまさにその瞬間、誰かからのメールが着信。

これ以上ない最悪のタイミングに動揺しつつ
『・・・・どうせ広告か何かだろ』と高をくくり、そのメールを開いてみた。



件名:無題

本文:後ろを絶対見ないで!何も聞かないで!
このメール見たら私と急いで部屋を出て!!

171: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)12:57:07 ID:jRf
1/1
6月の終わり頃、アパート暮らしの大学生が、腐乱死体の状態で発見されました。

兄の勝巳さんが呼ばれ、身元確認に続いて、留守電のメッセージが再生されました。

3月14日-母親から 思い出話、途中で切れる。

3月16日-友人から 旅行の誘い。

3月21日-父親から 祖父が会いたがってる旨。

4月25日-友人から 大学に顔を出せと。

5月1日-母親から 勝巳に連絡しろと。

そこでテープが終わり、「ご両親からの電話はいつも深夜2時過ぎですな」と刑事がつぶやくと、勝巳さんがうなずいてから言いました。

「両親は、僕らが小さい頃に死にました・・・」

172: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)13:07:07 ID:jRf
1/1
俺の職業は精神科医なんだが、この前ゾッとするようなケースに遭遇した。
俺の家の隣に、60代の夫婦と30歳ぐらいのその息子の三人家族が引越して来た。
息子はいわゆる引きこもりらしく、その姿を見かけることはあまりなかった。
まー、その家族の口からは聞けないが、そういう世間体とか気にして越して来たんだろう。
その息子は日が経つにつれ、外に出る回数も減り、いつしか全く部屋から出て来ない完全な引きこもりになってしまった。
毎晩のように、息子の部屋から母親の怒鳴り声が聞こえる。
玄関先で母親に顔合わせたりすると、笑顔で挨拶してくれるが、明らかにやつれて来ていた。
隣の息子を見なくなってから、半年くらい経ったある日、
隣の父親の方が「明日家の方に来て欲しい」とお願いしてきた。
個人宅に訪問して診察したことはなかったが、近所付き合いもあったし、了承した。
そして次の日、その家を訪れると夫婦揃って出迎えてくれた。
「こちらです」と母親に案内され、息子の部屋の前まで来た。
母親が「開けるわよ!」とドアを開けるなり、
「いつまで寝てるのよ!」と大声をあげながらベッドの布団を剥いだ。
その姿を見たとき、俺は驚愕した。
ベッドには、顔のない裸のマネキンが1体横たわっているだけだった。
そして、父親にこう言われた。
「診て欲しいのは、現実を受け止められない私の妻です」

173: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)13:44:27 ID:jRf
1/2
某海岸付近の海中での話。

そこは正規の海水浴場ではないが割と水深が浅い。
そして近くの崖際には光の加減で海が青から深い緑に見える小さな洞窟もありそこで海遊びをする人は多い。

周りは緑に囲まれてレジャーにもって来いの場所ではあるが、気味の悪いことに崖際の海中に犬や猫とおぼしき獣骨が多く沈んでいる。
獣骨は神秘的な海の色と相まって海底を不気味な異世界に変貌させている。

この骨の由来について、近隣で誰か虐待して殺し捨てているとか、飲食店の秘密食材として使用された残骸だとか噂されていたが真相は違っていた。

174: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)13:45:14 ID:jRf
2/2
・・・・・ある日、その海岸に遊びに来ていた若者グループが波間を漂う段ボール箱を発見する。
きれいに口が閉じられており、箱の中にはなにが?という好奇心に駆られて陸まで持ち帰り中身を確認することにした。

そこに入っていたのは子猫遺体で、猫の周りには花と生前使用していたであろう猫用の玩具が添えられていた。そして、遺体の脇に1枚の紙を発見する。
罪悪感に駆られながらも読んでみると、飼い主家族から子猫に宛てた感謝と別れの意が述べられていた。

どうやら箱は川から流れついたものらしく、洞窟のある崖付近には夏になると灯篭流しの御供えもののオレンジ等が吹き溜まっており、地形の問題で川からの漂流物が流れ着く。
海中に沈む犬猫の骨も供養目的で人の生活圏から流されたもので、一部はペット霊園からの漂着物とも云われる。
火葬したり土葬したりしないのは、遺体を海に流すことが成仏に繋がるという謂れがこの地域には伝わっているからである。

遠く大海原を旅するはずであったペットの遺骸は、場合によっては海岸近辺で沈むことがあるらしい。
霊感のある方の話では自らの意志で人が訪れる海中に沈んでいるとも云う。

人が恋しいとのことだ。

175: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:26:06 ID:jRf
1/1 イタズラ

俺が小学生だった時の話。
俺の両親は共働きだったため、小学生だった俺は学校が終わると近所に住んでる叔母の家に行き、母親が仕事から帰ってくるまで叔母宅で面倒見てもらっていた。
叔母の家には高校生と中学生の姉妹がいて、どちらもかなりの美人で有名だった。特に中学生の妹に俺はよく遊んでもらって可愛いがってもらっていた。
ある日、いつものように学校帰りに叔母宅に行ってチャイムを押したら留守らしく誰もいなかった。
玄関の鍵は掛かっていなかったので俺は家に上がって叔母か姉妹が帰ってくるのを待つ事にした。何度かこうゆう事もあったので俺は特に気にもしなかった。

そしてその日、俺は姉妹が先に帰ってきたら驚かせようと思い立ち、姉妹の部屋の押し入れに隠れておく事にした。
いきなり押し入れから俺が飛び出してきて驚く姉妹の顔を想像し、姉妹どちらが先に帰ってくるかワクワクしながら二階の姉妹の部屋へと向かった。小さい家だったので姉妹で一部屋なのだ。
部屋に入り普通にガラッと押し入れを開けた瞬間。
なぜか叔母宅の隣に住んでる親父(妻子持ち当時40代後半)が押し入れに潜んでいてバッチリと目があった。俺は男ながらもあまりの予期せぬ事態と恐怖に足をバタつかせながら絶叫した。

親父は「あー見つかっちゃったー。驚かせてごめんね。おばさんに言わないでね。」とゆうような事を言い捨てそそくさと帰って行った。
俺はその後しばらく呆然としていたが、すぐに帰ってきた妹、遅くに一緒に帰ってきた姉と叔母にソッコーその出来事を報告してやった。
話によると、叔母は俺が帰ってくる少し前に姉と買い物する用事で出掛けたのだが、家を出る時に隣の親父に会い、世間話ついでに姉と遅く帰る事を伝えたらしかった。
その夜は、叔父と俺の親父も参加し、この事件の 話し合いが開かれた。そして隣の親父を呼び出した。

当時小学生だった俺には詳しい事は聞かされなかったが、実は隣の親父は叔母と姉の帰りが遅くなるのを知って妹をイタズラしようとしたらしい。それで部屋に潜んでいたところを俺に見つけられたみたいだった。
潜んでいた押し入れから親父が落とした包丁も発見された。脅すつもりで危害は加えるつもりはなかったと涙ながらに訴えたらしい。隣の親父も俺に見つかった時かなりビビって包丁を落とした事も忘れてしまったらしい。
隣の親父はそのあとすぐに引っ越した。子供もいて反省もしてるとゆう事で話し合いの末に警察には連絡しなかったらしい。
とゆう話を先週やっと母親が口を開いて教えてくれた。

176: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:27:24 ID:jRf
1/1 失踪者の写真

東京近郊の自然が残る観光地として人気が高い、高○山には毎年大勢の人が訪れ、山中には観光客向けの蕎麦屋やお土産屋が多数ある。

その高○山のお店には失踪者の写真が多数集まってくるという噂がある。

その山は観光地であると共に自殺者・失踪者が集まる場所としても密かに知られており、八王子周辺に住む人間が自殺や失踪を考えた場合、とりあえず足を運ぶ場所でもある。

故に失踪者を探す家族も高○山に行き、蕎麦屋やお土産屋を回って失踪者の写真を配り、見かけたら連絡してもらうか優しく接してもらうようにお願いして回るらしい。

死を考えている人間を邪険に扱えば、ますます命を絶ちたくなるので、優しく接してもらい、自殺を考え直してもらえれば・・・という願いからの行動である。

しかし観光客があまりに多いので写真を渡されても、失踪者を見つけるのは容易ではないし、そもそも高○山に来ているとも限らない。

稀に「無事に見つかりました」のお電話を頂くこともあるが、大抵の場合家族の方からの喜びの声は聞かれないのが現実である。

様々な理由で消息を絶つ人間も増えているこのご時勢、失踪者を探しに来る家族の数は一向に減らない。
そして、失踪者の写真を捨てるわけにもいかず、引き出しの奥には安否の知れない人を写した写真だけが溜まってゆく・・・・・・

177: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:29:04 ID:jRf
1/1 見知らぬ景色

2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。大阪市の福島駅の近くで、時間が一年
近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の
名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。警察から実家に連絡した。
向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。

178: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:52:54 ID:jRf
1/1

俺が大学生の頃パチンコにはまってた、ある日
新装開店の話を聞きつけ隣町までやってきた、
いい台を取る為とはいえ朝の6時前に到着した、
さすがに誰もいないだろうと思ったら、一人の男が立っていた
歳は30前位で痩せ型で背の高い男だった、
自分もその男の後ろに並ぶと、男は早いですねぇと話し掛けてきた、
その後も世間話をしながら時間をやりすごすがあることに気づいた
新装開店なのに入り口にはなんの飾りもなく何より人がこない、
ここでいんですかねーと自分が言うと男はそれまでのやさしい口調から強い口調に変わりここでいんですよ、ここにいればいんですよと言う
だからそのまま世間話を続けていた、
それから30分もしないうちにドーン、ガチャン、ガチャンとものすごい音がした、
どうやら店の裏側らしく急いで見に行く
最初は状況をつかめなかったが徐々に理解すると同時に血の気が引いた、
なんと車が人の列に突っ込み辺りは血まみれ
そして店の入り口はやはり自分の並んでいたところではなく血まみれのその場所こそが入り口だったのだ
急いでいっしょに並んでいた人に伝えようと戻ってみたが彼はもういなかった。
彼は何だったのだろう

179: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:55:33 ID:jRf
1/1 合掌

ある高校でマラソン大会が行われた。
高校生活の想い出にマラソンを走りたいと
普段は体育を休みがちな病弱な学生が学校側に申し出た。
学校側はこれを承諾。
彼は限界まで体力を振り絞り
皆がゴールしても走り続けた。

そして皆から温かい拍手で迎えられながら見事完走した。
しかしゴールと同時に高校生は倒れこみ
そのまま帰らぬ人となってしまった。
後日その子の母親が学校側にゴールした瞬間の写真を
譲ってくれるよう頼むが何故か拒まれる。
息子の最後の勇姿だから無理やり写真を受け取り
見てみるとそこにはとてつもなく不気味な光景が…
彼のゴールを祝福し生徒たちが拍手している。
全員が瞬きをしていて、
そしてみんな手が合わさっていた。

180: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)14:56:36 ID:jRf
1/1 無言電話

ある女性が気味の悪い無言電話に悩まされていました。
「もしもし?」
「………」
「もしもし?」
「………」
いつもはここで恐くなって電話を切ってしまうところでしたが、我慢できなくなって、彼女は叫びました。
「いい加減にしてよね!」
すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえたのです。相手が喋ったのはこれが初めてでした。
「…殺してやる…」
さすがに恐くなって身の危険を感じた彼女は、だめでもともとと警察に相談してみました。
ところが最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためか警察は詳しく話を聞いた上で彼女の電話に逆探知機を設置して捜査を行ってくれることになったのです。

次の日もやはり、無言電話はかかってきました。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる女性。
「もしもし?」
「…殺してやる…」
昨晩のあの声でした。そのときです。彼女の携帯電話が鳴りました。警察からです。
「すぐに部屋から出なさい!」
「は?」
「逆探知の結果、電話はあなたの家の中からかかっています。犯人はあなたの家の2階にいるんですよ!

181: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)16:25:35 ID:jRf
1/1
あるところに、ゆかりちゃんという女の子がいました。
ゆかりちゃんは、お父さん・お母さん・ゆかりちゃんの3人で幸せに暮らしていました。
しかし、ゆかりちゃんが小学校5年生の時に、お父さんが事故で亡くなってしまいました。
それからというもの、ゆかりちゃんのお母さんは、朝早くから夜遅くまで必死になって働きました。 母子家庭だからと後ろ指を指されないように。

立派に小学校を卒業させ、中学校卒業間際に、もともと病弱だったお母さんは、過労が重なり倒れてしまいます。
亡くなる直前、お母さんはゆかりちゃんを枕元に呼び、「ゆかり、お母さんまで先に逝ってしまってごめんね。どうしても困った時にはこれを開けなさい」と、手作りのお守り袋を渡し、天国に行きました。

それからゆかりちゃんは親戚の家に引き取られ、高校へ通っていました。
通学かばんには、あのお守り袋が付いています。

ある日、クラスの男子が「ゆかり、いつも付けてるそのお守り、見せろよ」とからかってきました。でもゆかりちゃんは大切な物だったので言葉を濁し、見せようとはしませんでした。
男子は無理やりむりやり奪い取ってしまい、とうとうそのお守り袋を開けようとしました。
ゆかりちゃんは全てを説明し、返してもらおうとしましたが、引っ込みが付かなくなった男の子は、お守りの中の物を手にしました。

中には手紙が入っていて、それを見た男子は・・・絶句しています。ゆかりちゃんは今まで手紙が入っていた事すら知らなかったので、男子から手紙を返してもらいました。

その手紙を見た瞬間、ゆかりちゃんは号泣しました。

手紙にはお母さんの文字で、はっきりとこう書かれていました。


ゆかり 死ね。

182: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)17:59:10 ID:jRf
1/1
この話は実際に新聞に載ったという前ふりで聞いた話ですが、
私は実際にその新聞を見ていないし何年前かも分からないので、
話を怖くさせるスパイスだと思って聞いてください。

ある高校生の男女各4人が、一人の家に集まって怖い話をしていたそうです。
夜もふけてきた所で、肝試しに行くことになりました。
でも本当の目的はむしろ、男女ペアになって行くという事のほうが楽しみだったので、
場所は安直に彼らの通う高校に行くことにしたそうです。
しかしこの高校は築100年近くたっていたので、行って見ると思ったより迫力があります。
早速男女ペアになって、一組づつ学校の周りを一周することになりました。
構内には入れなかったので、周りを一周するだけならせいぜいかかる時間は20分ほどです。
まず最初の1組が出発しました。皆でひやかしたりしながら、にぎやかに去っていきました。
しかし、20分たっても30分たっても戻ってきません。
2人っきりで何をしてるんだろうかとひやかしながら、2組目が出発しました。
しかし、やはり彼らも帰ってきません。
3組目が出発することになりました。
このころにはさすがに深刻になってきていて、絶対周ったら戻ってくるし、
他のやつらも見つけたら連れてくると約束して出発しました。
そしてこの3組目も戻ってきません。
一組目が出発して、既に時間は2時間以上立っていました。

とうとう女の子は泣き出しました。
残ったもう一人の男の子が、
「俺が行ってくる。もし30分たっても俺が戻ってこなかったら警察へいけ。
絶対待つなよ。」
と言い残して駆け出しました。
そしてその子も戻ってきませんでした。
残された女の子は泣きながら、それでも1時間待ったそうです。
そしてその足で、警察へと向かいました。
警察官が探しても見つかりません。
しかし夜もすっかり明けたころ、とうとう7人は見つかりました。
その高校にはグランドの端に、古くなった旧体育館があるそうです。
そこのトイレを開けると、7人全員が首をつっていたそうです。
女の子の証言から、自殺する理由がないと思われたのですが、結局他殺の痕跡はなく、
受験生の集団ヒステリーとして片付けられたそうです。

その学校には、これといった怪談話もなかったそうです。

183: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)18:15:28 ID:jRf
1/1
ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、
東京に一人暮らしする事になりました。

とあるマンションで生活を始めているうちに、
ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました。

その穴は隣の部屋に続いていて、何だろうと覗き込みました。
すると、穴の向こうは真っ赤でした。
隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も、次の日も
その女子大生は小さな穴をのぞいていました。
いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になった女子大生は
マンションの大家さんに聞いてみることにしました。

「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」

すると大家さんは答えました。

「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」

184: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)18:41:06 ID:jRf
1/1
寂れた飲み屋で一枚の写真を手に上司が話してくれた。

「お前も知ってるだろうけど、俺は山に行くんだ。写真を撮りにね。
大学の頃から山はしょっちゅう登ってたから、技術には自信を持ってたんだけど、今から15年くらい前かな。
あまりにいい景色だったんで夢中でシャッターを切ってたら、足を滑らして転げ落ちちゃったんだ。
根が卑しいのかカメラをしっかり持ってたんだけど、なんとか体を引っ掛けることが出来た。
でも危険な状態だった。一メートル先は完全な崖だったんだ。
なんとか体はとどめているけど、いつまた滑り出すか分からない。
その時上からザイルがするすると降りてきたんだ。カメラを首にかけて夢中で登ったよ。
安全なとこまで登りきって一息ついたんだけど、誰もいない。叫んでみたけど返事もないんだ。
是非お礼を言いたかったのだが、仕方がないと思ってその日は山を降りたんだ。
家に帰って写真を現像してみると、山の写真の中に一枚見覚えのない写真があるんだよ」
と言って上司は写真をよこした。
崖に引っかかっている時に偶然撮れてしまった写真らしい。
そしてその写真の真中に崖の上から覗きこむようにして男の顔が映っている。
「俺はこの人にお礼が言いたくていつもこの写真を持ち歩いてるんだ。だけど・・・・お前、分かるか?」

写真の男の顔は皺だらけであったが上司の顔にそっくりであった。
「年々、俺の顔がそいつに似てきてるんだ・・・・・」
上司はそれを悩みの種にしているようだった。

しかし俺は思う。
写真の真中で薄ら笑いをうかべるこいつが、上司を突き落としたのではないかと。
数年前その上司は亡くなった。
その死に顔は写真の男にそっくりだった。

185: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)19:11:50 ID:jRf
1/1
知人の親父さんが地元FM局に勤めてて、ある番組を担当していた。
若い女性二人がパーソナリティのバラエティっぽい夜の生放送で、学生に人気がある番組だった。
ある夏、心霊企画で怖い話や体験談を募集した所、いつもより多くのFAXが来た。
届いたFAXをスタッフが選別していると、奇妙なFAXがあった。

大きな文字で「え」としか書かれてない。
面白がって放送で紹介したが、そのFAXが他にも届いていた事にスタッフは気付いた。
届いた順番に並べると

「え」「み」「こ」「ろ」

パーソナリティの一人はエミ(仮名)という名前。
幸い続きの文字が届く事なく番組は終了した。
二人にはもちろん黙っていた。


数日後、エミが行方不明になったと知らせがあった。
警察にFAXの事を伝えると、小声である事を教えてくれた。
「実はエミさんの部屋の壁に血液で『した』と書かれていたんです」


失踪したのか、既にこの世にいないのかは未だに不明だそうです。

186: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:41:20 ID:jRf
1/6
これは1927年(昭和2年)に実際に起きた事件である。

●発見されたミイラ船

1927年10月31日、カナダ゙西海岸バンクーバー島。ワシントンのシアトル港への帰路についていたアメリカの貨物船「マーガレット・ダラー」号は、行方不明になっていた日本の小型漁船「良栄丸」を発見した。
ボロボロに朽ち果てた船体、ミイラの転がる甲板、激しい死臭、白骨体、足の無い死体。船室には、頭蓋骨を砕かれた白骨体とミイラがあった。
船室奥の部屋には、おびただしい血痕が染み付いていた。船尾の司厨室では、海鳥の白い羽が至るところに散らばっており、コンロの上にあった石油缶の中には、人の腕が入っていた。
船内には食物も飲料水も無く、エンジン機関部は全て破損していた。
ところが、船長室から見つかった3冊のノートには、信じられない惨状が書かれていたのだった。そのノートによると、良栄丸の情報は以下の通りだ。

・重量は19tで1本マスト
・船主は和歌山県の藤井三四郎
・船長は三鬼時蔵
・機関長は細井伝次郎
・乗組員は12名
・神奈川県の三崎港を出港したのは1926年12月5日
・約1年間漂流していた

ここで疑問が浮かぶ。発見された死体は9体、記録には12名とある。残りの3名はどうなったのだろうか。

187: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:42:07 ID:jRf
2/6
●不幸な漁船

1926年12月5日、神奈川県の三崎港を出港した良栄丸は、千葉県銚子沖にマグロを求めて進んでいた。
天候も思わしくなく、エンジンが調子の悪い排気音を立てていたため、翌12月6日に銚子港に寄港した。
しかし、エンジンに故障はなく、銚子の沖合いで大量のマグロを水揚げした。が、暴風に見舞われて航行不能に陥ってしまった。
そして12月15日、銚子の東方沖合い1,000マイルほど流された時、紀州船によく似た船が現れたので、信号を送ったり船員が叫んだりしたのに、応答も無く通り過ぎてしまったという。
三鬼船長は漂流を決意、記録には「4ケ月間は食べられる」と書いてあった。12月16日にも「東洋汽船」と書かれた船が近くを通ったが、応答はなかったという。
なんとか日本へ戻ろうと努力したが、どうやっても逆に流されていった。記録にはこう書かれている。

「どう工夫しても西北へ船は走らず絶望。ただ汽船を待つばかり。反対にアメリカへ漂着することに決定。帆に風を七三にうけて北東に進む…。
しかし、漁船で米国にたどりつこうとするは、コロンブスのアメリカ大陸発見より困難なりと心得るべし」

188: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:42:40 ID:jRf
3/6
●恐怖の記録

ここからは説明は要らないだろう。記録文のみで充分に迫力が伝わってくる。

『12月27日。カツオ10本つる』

『1月27日。外国船を発見。応答なし。雨が降るとオケに雨水をため、これを飲料水とした』

『2月17日。いよいよ食料少なし』」

『3月6日。魚一匹もとれず。食料はひとつのこらず底をついた。恐ろしい飢えと死神がじょじょにやってきた』

『3月7日。最初の犠牲者がでた。機関長・細井伝次郎は、「ひとめ見たい…日本の土を一足ふみたい」とうめきながら死んでいった。全員で水葬にする』

『3月9日。サメの大きなやつが一本つれたが、直江常次は食べる気力もなく、やせおとろえて死亡。水葬に処す』

『3月15日。それまで航海日誌をつけていた井沢捨次が病死。かわって松本源之助が筆をとる。
井沢の遺体を水葬にするのに、やっとのありさま。全員、顔は青白くヤマアラシのごとくヒゲがのび、ふらふらと亡霊そっくりの歩きざまは悲し』

189: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:43:18 ID:jRf
4/6
『3月27日。寺田初造と横田良之助のふたりは、突然うわごとを発し、「おーい富士山だ。アメリカにつきやがった。
ああ、にじが見える…。」などと狂気を発して、左舷の板にがりがりと歯をくいこませて悶死する。いよいよ地獄の底も近い』

『3月29日。メバチ一匹を吉田藤吉がつりあげたるを見て、三谷寅吉は突然として逆上し、オノを振りあげるや、吉田藤吉の頭をめった打ちにする。その恐ろしき光景にも、みな立ち上がる気力もなく、しばしぼう然。
のこる者は野菜の不足から、壊血病となりて歯という歯から血液したたるは、みな妖怪変化のすさまじき様相となる。ああ、仏様よ』

『4月4日。三鬼船長は甲板上を低く飛びかすめる大鳥を、ヘビのごとき速さで手づかみにとらえる。全員、人食いアリのごとくむらがり、羽をむしりとって、生きたままの大鳥をむさぼる。
血がしたたる生肉をくらうは、これほどの美味なるものはなしと心得たい。これもみな、餓鬼畜生となせる業か』

『4月6日。辻門良治、血へどを吐きて死亡』

『4月14日。沢山勘十郎、船室にて不意に狂暴と化して発狂し死骸を切り刻む姿は地獄か。人肉食べる気力あれば、まだ救いあり』

『4月19日。富山和男、沢村勘十郎の二名、料理室にて人肉を争う。地獄の鬼と化すも、ただ、ただ生きて日本に帰りたき一心のみなり。同夜、二名とも血だるまにて、ころげまわり死亡』

『5月6日。三鬼船長、ついに一歩も動けず。乗組員十二名のうち残るは船長と日記記録係の私のみ。ふたりとも重いカッケ病で小便、大便にも動けず、そのままたれ流すはしかたなし』

190: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:43:48 ID:jRf
5/6
『5月11日。曇り。北西の風やや強し。南に西に、船はただ風のままに流れる。山影も見えず、陸地も見えず。船影はなし。あまいサトウ粒ひとつなめて死にたし。
友の死骸は肉がどろどろに腐り、溶けて流れた血肉の死臭のみがあり。白骨のぞきて、この世の終わりとするや…』

日記はここで切れている。だが三鬼船長は、杉板に鉛筆で、以下のような家族宛ての遺書を残していた。

『とうさんのいうことを、ヨクヨク聞きなされ。もし、大きくなっても、ケッシテリョウシニナッテハナラヌ・・・・。私は、シアワセノワルイコトデス・・・ふたりの子どもたのみます。
カナラズカナラズ、リョウシニダケハサセヌヨウニ、タノミマス。いつまで書いてもおなじこと・・・・でも私の好きなのは、ソウメンとモチガシでしたが・・・・帰レナクナッテ、モウシワケナイ・・・ユルシテクダサイ・・・・』

●奇妙な事実

しかし、記録を調べるうちに、奇怪な事実が浮かびあがった。数十回に渡って他の船にであっていながら、救助に応答する船は一隻としてなかったことだ。
そして、良栄丸は太平洋横断の途中、たった一つの島さえも発見できなかったのである。
しかし、アメリカの貨物船「ウエスト・アイソン」号のリチャード・ヒーリィ船長は、次のように述べている。

「1926年12月23日、シアトルから約1,000キロの太平洋上で波間に漂う木造船を発見したが、救助信号を送っても返事が無いので近づきました。
しかし、良栄丸の船窓や甲板に立ってこっちを見ていた10人ほどの船員は、誰一人として応えず、馬鹿らしくなって引き上げたのです」

だが良栄丸の記録にこのことは書かれていない。一体、彼らにはなにが起こっていたというのだろうか。

191: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)20:44:21 ID:jRf
6/6
●不気味な後日談

実は良栄丸事件は戦後にも起こっている。
昭和35年1月12日、高知県土佐清水市の「第2良栄丸」は沼津を出航し、翌1月21日夜に遭難した。
この時の乗組員は12名で、そのうち3名が行方不明となり、残り9名は自力で小笠原諸島の無人島・姉島に泳ぎ着いた。9名はその90時間後に巡視船むろとに救助されている。

同じ名前の船、同じ数の乗組員、そして同じ数の行方不明者。果たしてこれが偶然と言えるだろうか…

192: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)21:14:00 ID:jRf
1/2
学生時代の話をひとつ

ちょうど今くらいの時期だったかな?
サークルで離島に合宿に出かけた肝試しの時の事。
俺たちはその舞台に標高100mもない小さな山を選んだ。
この島、戦時中の傷跡があちこちに刻まれていて防空壕はそこかしこにあるわ、山の中にはヘルメットみたいなものまで落ちてるわで雰囲気バッチリ。
頂上付近のひと際デカイ防空壕の前から出発、山道を下って戻るというルート。
防空壕から流れてくる冷たい空気がいやでも雰囲気を盛り上げる。
俺を含む下っ端の学生が肝試しのルートの各所に一人ずつ、おどかし役として茂みの中に身を潜めた。
向こうから見える懐中電灯をたよりに木をゆすったり奇声をあげたりして、おどかす事2時間。
最後の組が通過したのを確認した俺は打ち合わせ通り肝試しの出発点に戻った。

…何の手違いか防空壕の前には誰もいなかった。
明かりひとつ持たない俺は真っ暗な山の中にひとり置き去りにされてしまった。
あまりの暗さに帰り道も分からない。
どうしたものかと途方に暮れていたその時、防空壕の中から人の気配がした。
ザッザッという足音だけが俺の耳に届いた。

193: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)21:14:25 ID:jRf
2/2
最初は俺を脅かすドッキリかとビビリながらもホッとしていた俺はある事に気づいた。
防空壕の中から見える筈の「明かり」が見えない…
暗闇で目を慣らした俺でさえ何も見えないのに
足音の主は明かりも持たず足場の悪い穴の中を
こちらにむかって歩いてくる…
「ここにいてはヤバイ」
考えるより先に体が動いて俺は近くの茂みに飛び込んだ。
足音が近づいていたが振り返らずに道無き道を半分転がり落ちながら下山した。
擦り傷だらけになりながらもなんとか下山した俺を光が照らした。
俺だけいない事に気づいた友人が探しにきてくれたんだ。
確認したがやはり誰も防空壕には隠れていなかった。
気味悪過ぎて出来る訳がないとそりゃそうだ。
竹を踏み抜いて足をケガしたり木から落ちて首の骨を折りかけた奴もいたがなんとか無事に肝試しも終わり夜が明けてから後片付けにいったんだが
防空壕の前に立てておいた10本以上あったぶっといロウソクが跡形もなく無くなっていた。
たらしたロウの跡さえ見つけられなかった。
きっと島の人が始末してくれたんだろうという事にして、それ以上の詮索はせず俺たちは島を後にした。
長文失礼

194: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)21:24:00 ID:jRf
1/1
もう十年くらい前のことです。

小豆相場で失敗して破産同然になった男性が自宅で奥さんと中学生の息子を絞め殺して
自分も首を吊った一家心中事件がありました。(私の住んでいる田舎では大事件でした)
葬儀が終わった後で 競売にかけられたのですが買い手がつきませんでした(まだ新築の新しい家だったのに)。
程なくして「あそこの家は出るらしい」という噂が流れました。
そこの住宅地に住む若奥さんが お昼過ぎ幼稚園児の息子を連れてその家の前を歩いていた時のこと(庭は荒れ放題
窓から見える部屋にはテーブル座布団等が置きっぱなしで私もそこを通りましたが気味悪かった)
手を引いていた息子がその家の二階を見ながら手を振るので「どうしたの」と尋ねると
「二階の窓からお兄ちゃんがおいでおいでをしているの」と息子が言うので
奥さんは二階の窓を見たのですが誰もいません。
「誰もいないじゃないの」と言うと「いるよ。今もおいでおいでをしてるよ」と言う息子の反論に
奥さん背筋がぞーとして子供をかかえ慌ててその場から逃げ出したそうです。
この話があってから昼間でも家の前を通る人がいなくなってしまいました。
その家の近所に住む住民達から管理している不動産屋になんとかしろと要請があり
不動産屋は宮崎から拝み屋を呼んだのですが、その拝み屋は家の門に入るなり
「これは私の手に負えるものではない」と言ってお金も受け取らず帰ってしまったそうです。
親戚等もいなかったようで三年ほど前までほったらかしになってましたが
業を煮やした不動産屋が元やくざの親分が社長をしている土建屋(神をも恐れぬと地元でも有名です)
に頼んで解体し今は新しい家が建って住人もいます。

195: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)21:55:30 ID:jRf
1/1
俺の母親は、俺が小学生2年生の時に死んだ。

死んだことを納得できず、そのあと一月くらいは母親が帰ってくるのでは?
と期待していた。

ある日、学校から帰ると普通に母親がいた。
買い物をすまして夕食の準備をしていた。
父親が帰ってきたが、母がいることに驚くようすはなかった。
子供だったので、母が帰ってきたことがうれしくて、そのまま生活した。
学校にいって、友達に「死んだおかあさんが帰ってきた」と話しても、
「オレくんのおかあさん、死んでないじゃん」と言われた。
楽しい日々が続いた。

1年半ほどした、その日は、遠足だった。
母親の作ってくれた弁当はとてもおいしかった。
遠足から帰ると、家に母親の姿はなかった。
家中さがしまわったがいなかった。
母親が生活していた痕跡もなかった。
慌てた俺は、家の近所も探し回ったが見つけられなかった。
夜になって父親が帰ってきたので、「おかあさんがいなくなった!」と
言ったら。
「おいおい、おまえ、いまごろ何言ってるんだよ・・」と困った顔で言われた。
次の日から、父親と二人の生活が始まった。

30年以上たったいまでも、あの時の母との生活を思い出す。
何だったんだろう?

引用元: ・【怪談】怖い話【都市伝説】