108: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:15:19 ID:JXp
1/5
忘れもしない二十歳の誕生日、よりによって深夜。
山道をドライブ中、些細な口論から彼氏の怒り爆発、山頂(?)の駐車場に置き去りにされた。

友達か警察に連絡しようかとも考えたが、後々語り話で「真夜中ひとりで!しかも歩いて下山したんだよー!」とか(笑)そんな武勇伝にしたくて、私は歩き出した。
若かったし、本当に馬鹿だったと思う。

所々、電灯はあるものの(ちゃんと歩道もあった)かろうじて点いてる感じ。
かなり薄気味悪い。
だけど猛烈に頭にキていたので恐怖はなかった。

途中、何台か車が私を追い越していった。
中には歩道スレスレをゆっくりと徐行して走り、私が振り向くと脅えた様子で逃げて行く車もいた。
地元の人間だって深夜ひとりでこんな場所を歩かないだろう。
きっと良くあるネタの幽霊だと思われてるに違いない。
それがちょっと面白くなって、こんな状況下だというのに楽しみながら下山していた。
109: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:16:14 ID:JXp
2/5
「ねえ、どーしたの?」
真横から突然男の声がして思わず叫ぶ、膝がガクンとなってうずくまってしまった。
すると「ごめんごめん」と笑い声、見れば白っぽい車がすぐ脇にある。

「どーしたの?ひとり?」
「実は彼氏と喧嘩して~」
派手に驚いた手前恥ずかしくて余計な事まで話してしまった。
同じ年くらいの好青年で(ものすごく爽やかだったので)後部座席に
黄色の服を着た女の子もいたから妙に安心してしまったのかも。

暫く話をして「乗せてくよ」と親切を言ってもらえたけど、
一番近くのコンビニまで後10分くらい?という所まで下山出来ていたので断った。
コンビニを過ぎれば民家がちらほらある。

二人は特別しつこくするわけでもなく「じゃあ、気を付けて」
「頑張ってね!彼氏殴っちゃいなよ~」といい雰囲気で別れた。

110: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:17:10 ID:JXp
3/5
世の中捨てたもんじゃない。あんな親切な人もいるんだな。
そこに比べて彼氏は最低だ!付き合いを本気で考え直さなきゃ!
なんて言ったらいいのか分からないけどすごく満たされた気分になって、怒りもおさまった。

夏だったけど妙に涼しくて、いい気持ちで足取りも軽く進んでいると、
また「どーしたの?ひとり?」声を掛けられた。
あれ、おかしいな、車の近付いてくる音なんてしなかったのに。
ふと横を見るとさっきの二人、白っぽい車…。
咄嗟に「もー、やだぁ~」と私は言った。

からかわれてると思って。
私の反応に二人は笑顔を返してくるだけ。
そこで、ふと、考える。途中から合流出来る訳がない山道だ。
前方に走り去った車が一体どうやって後方から現れるのか。
また山を登り直したと言うのには時間的に無理がある。

111: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:18:32 ID:JXp
4/5
「どーしたの?乗せていくよ」
「女の子ひとりじゃ危ないよ~」
足もあるし、火の玉も見あたらないけど、この二人怖い。
私は恐がっているのを悟られまいと必死の笑顔で再び断った。

そうして、車は走り去ったけど、1分もしないうちにまた後ろから…。
うわー、ダメだ、幽霊装って車脅かしてる場合じゃなかった。
なにあの車、車ごと幽霊だー!
もう頭の中ゴチャゴチャになって、
少し先に見えているコンビニに走ればいいのに足が動かない。
やっぱり音もなく近付いてくる車をただただ、待ち構えてしまった。
心臓が止まりそうだった。

112: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:19:50 ID:JXp
5/5
車は私のそばまでくるとスピードを落として、だけど今度はそのまま通り過ぎた。
通り過ぎる瞬間、運転席の男は前を向いたままだったけど、
後部座席の女の子が私をジッと見ていた。

あわせちゃった視線が逸らせなくて私も凝視、
すると、女の子が、ガオーッて感じで(獣が口を開ける感じ)歯を剥き出しにした。
覗けた口の中は真っ赤だった。
見た感じ血っぽくて、黄色の服にポタポタ滴っていた。

113: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:41:58 ID:JXp
1/2
石川県のとある温泉旅館に行った二人のOLの話です。

二人はまだ宿を決めていなかったので最寄り駅で見つけた温泉旅館のチラシをみていた。
ちなみにそのチラシはみすぼらしくすり切れた藁半紙に印刷されていた。
幸い空き室があるということで、二人はその宿の世話になることにした。
二人は少し離れた目的地まで歩いていくことにした。

が、途中で荷物の重たさと予想以上の距離にタクシー代をけちったことを後悔していた。
そんなこんなで二人はようやく宿に到着した。
贅沢ではないが、こじんまりとしたいい感じの秘境といった感じだった。
部屋に通された二人はひと休みし、まだ夕食まで時間があるのでA子は露天風呂に、B子は町にお菓子などの買い出しに行くことにした。

A子は離れにある露天風呂へ行くために庭先を歩いていた。
とそのとき誰かに見られている気がした。
ふと脇の小屋を見ると白髪の老婆が窓格子からA子を食い入るように見つめていた。
A子は気味が悪かったが、さほど気にせず温泉へと向かった。

B子は買い出しを済ませ宿へと向かう途中だった。
先刻のこともありB子はタクシーで戻ることにした。
車に乗り込み運転手に行き先を告げた。
が、運転手の反応は意外なモノだった。
「え?あんなとこに旅館なんてないよ。」
そんなはずはない。
自分たちはそこに泊まってるのだからと説明し、とりあえずそこに向かってもらうことにした。

114: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:42:37 ID:JXp
2/2
目的地付近へはすぐ着いた。
しかしそれらしき旅館は全く見あたらない。
あるのは鬱蒼とした茂みの中の疲れ切った小屋だけだった。
他に考えられるモノがないということで、気味が悪いが,A子を見つけなければならないのでB子は中へと入って行った。
タクシーの運転手は何かあったときの為に一応待っていてあげると言ってくれた。

中は二人がチェックインしたときとはうってかわって、そこは廃墟だった。
二人の部屋らしき部屋にはいると荷物はきちんと整理されていた。
その時背後でドアが開いた。
B子が振り向くとそこには白髪の老婆が立っていた。
「お食事の準備ができてます。お連れ様はもう食堂に来られてますよ」
と告げた。
B子は老婆に導かれ食堂へ向かった。

そこにはお膳を前に正座をしているA子ともう一人、白髪の老婆が座っていた。
B子は一刻も早くA子を連れてここを出たかった。
B子はA子の横に座り、早く帰ろうと促した。
がA子は反応しなかった。
不思議に思ったB子はA子の肩を押した。
A子は力無く崩れ落ちた。
氏んでいた。

B子は対面する老婆に
「早く救急車を呼んで!!」
と言った。
するとその二人の老婆は言った

「次はお前の番だよ。」

B子は一目散に駆け出した。
必死に走りタクシーの待つ方へと走った。
運転手もそれに気づきエンジンをかけた。
運転手の真っ青な顔が見えた。
何故かはわからないが、とにかくB子は車に飛び乗った。
助かった。
車は猛スピードで駆け抜けた。
運転手は言った。

「何があったかは知らないけど、あんたの後ろからものすごいスピードで人魂が二つ追いかけてきてたよ。」

115: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)00:57:12 ID:qcl
いいね

116: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:04:21 ID:JXp
去年の夏。
七月の半ばに差し掛かってもなかなか雨が抜け切らない、時期の話です。
ヘビースモーカーだった自分は、禁煙を公言して3年以上煙草をやめていました。
でも新しい仕事場での勤務がきつく、疲れとストレスから同棲している彼女に隠れながら少しだけ煙草を吸い始めていました。
吸っても怒られるということは無いですけど、なんとなくばれるのが嫌で、仕事に慣れてしまえばまた禁煙も出来るだろうと思いなるべくばれないようにしていました。

いつものように深夜、マンションの廊下で煙草を吸っていました。
最上階で角部屋なので人が来ることもほとんどないのです。
部屋の中やベランダで吸えない自分にとってはそこが一時のオアシスです。
一服し終えて吸殻を始末して部屋に入りました。
中で寝ている彼女を起こさないようにゆっくりドアを締め、鍵をかけました。
その鍵をかけたか、かけていないかくらいの瞬間。
尋常ではない勢いでドドアノブががたがたと揺さ振られました。
部屋のドアは一部がすりガラスになっていて、外の様子が見えるのです。
明らかにそこには大柄な人間が必死にドアを開けようとする姿が映っていました。

思わず情けない叫び声が出てしまい、彼女が飛び起きて来ました。
彼女に眼前の状況を伝えようとしましたが、そこには何の異常もないドアしかありませんでした。

煙草を吸っていたときには誰もいるはずがないんですけど、一体なんだったのでしょう?
鍵がかかっていたことで諦めて、ダッシュで逃げたんでしょうかね?
あとで考えれば考えるほど本当にぞっとします… 今は複製のできない鍵に換えて、必ず絶対に鍵をきちっと締めるようにしています。

117: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:11:13 ID:JXp
1/2
友人から聞いた実話。
mixiって知ってるよね?
中には何百人もマイミク作っている人もいるかも知れない。

実際に体験したのは友人のマイミクなんだけど、そのマイミク氏(以下X氏)もミクシィを毎日のように活用して徐々に友達を増やしていった。
ある日、X氏のマイミクの一人が突然、失踪したらしい。
そのマイミク(以下Y氏)は職場に行くと告げたきり、誰にも言わず失踪した。
それをX氏が知ったのは一週間後。

ただし間接的に聞いただけだったし、さして仲がよかった訳でもない。
彼のトップページを覗いてももちろん更新されていないし、Y氏について話題にする者も特にいなかったので、X氏はいつしか失踪のことは忘れていた。

そんな、ある日。
mixiでY氏の日記が更新されていた。
X氏は彼が帰還したのだと思い、暇つぶしにY氏の日記を閲覧する。
他愛のない内容だが、日記だからそんなものだろうと思っていた。
マイミクが数人程度のY氏にコメントをつける者もいない。
失踪以前と変わったといえば、日記をほぼ毎日つけるようになった事だ。

118: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:12:41 ID:JXp
2/2
一ヵ月後、X氏が何気に新聞を開く。
お悔やみ欄にはY氏の名前が記入されていた。
まだ三十代前半。
珍しい名前なので間違いないという。

X氏は慌ててmixiにアクセスしたら、なんと死んだはずのY氏の日記が更新されていた。
タイトルは「まぬけ」

X氏は戦慄した。
コイツは一体誰なんだ?
あまりに怖くてX氏はそのままmixiを退会したのだと言う。

友人はX氏の突然の退会を不審に思って、彼のケータイに電話して、この話を聞いたらしい。
その内、X氏とも縁がなくなった友人だが、噂によれば、そのX氏も数日後に原因不明の失踪をしてしまったらしい。

それ以降は知らない。

119: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:55:12 ID:JXp
1/3
ある若いカップルが、車で山道を急いでいました。
日もとっぷりと暮れた暗い山道です。
カーラジオからは、精神病院から抜け出した老人のことが報じられていました。
そんな時、突然車が故障してしまったのです。
助けを呼ぶためには山を下って民家のある村まで行かないといけません。
彼氏は彼女をひとり車に残し、山をおりることにしました。
ひとり残された彼女はドアをしっかりロックし、ひたすら彼の帰りを待ちました。

120: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:56:29 ID:JXp
2/3
どれくらい待ったでしょうか?
車のトランクのあたりから、
ズル、ズル…、
と重いものを引き摺るような音が聞こえてきました。
それは遠ざかりも近づきもせず、一定のリズムを刻んでいます。
恐怖に身を震わせながら振り向いてみましたが、暗闇が濃くてよく見えません。
逃げ出したいにも、
何やらわけの分からないものが蠢く暗闇に飛び出してゆく勇気など毛頭なく、
そのまま時間だけが過ぎてゆきました。

121: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)01:57:26 ID:JXp
3/3
彼女は自分のいる車を照らす眩しいライトで我にかえりました。
ズル、ズル。
あいかわらず無気味な音は聞こえていますが、目の前には救助隊が駆け付けていました。
「お嬢さん、もう大丈夫。ゆっくり車を降りてください。
 でもいいですか、決して車の後ろを振り向いてはだめですよ」
救助隊にうながされ、車外に足を踏み出した彼女。
しかし、両方の足で立ち上がった瞬間、ふと気になって後ろを振り向いてしまいました。
彼女の目に映ったのは、首をとられて車のすぐ後ろの木に吊るされた、
ボーイフレンドの無惨な惨死体でした。
トランクにだらんと垂れ下がった足が、風にゆられて車をこすっていたのでした。

122: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)19:58:53 ID:JXp
1/1
国勢調査のバイトをしてたときのこと。
ワンルームのアパートを担当させられたんだけど、世帯主が女のはずなのに、男が出て来た。

僕「すみません、国税調査の…」
男「今忙しいからあとにしろ」
僕「以前、お電話で約束してあったはずですが」
男「俺は留守番だからわかんねえよ、あとにしろ」

でも、部屋の奥のほうから女のあ〇ぎ声みたいのが聞こえる。
僕は「ああ、そういう事なら出直してくるか」
と勝手に思い込んで引き下がったのだが、数日後、そこのアパートでストーカー殺人があったことを知った。

123: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)20:44:42 ID:JXp
1/4
僕が今年の夏経験した話です。
今年の夏、田舎に帰るかどしようか迷っていた頃ヨッシーから電話がありました。
「何年も戻ってないけどどうしてるんだ?今年の同窓会には参加しないのか?
今年は、盛大にやるから先生たちも同級生もほとんどみんな出てくるんだ。
幹事のミエもお前に連絡がつかないとぼやいていたぞ。
電話してやってくれ。」

そんな内容だった。
ミエの電話番号を聞いて、彼女に連絡して今年の同窓会に出席することにした。

124: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)20:45:28 ID:JXp
2/4
同窓会に出席すると同級生や先生達の懐かしい顔があった。
25年目ぶりなので、ほとんど顔と名前が一致しなくてみんなに怒られたり、あきれられたり

「相変わらず失礼なやつだなぁ。」

と仲の良かった先生にも笑われた。
しかし、その中にヨッシーはいなかった。

幹事にそのことを聞くと

「ヨッシーって誰?」

と聞き返された。
確かにそのあだ名と顔は思いされるのだが名前は、苗字も下の名前も思い出せなかった。
他の誰に聞いてもわからなかった。
そして、僕に電話をかけた人間は誰もいなかった。
幹事のミエも、そういえば他のみんなにははがきで出席の確認を取っていたので
自宅の電話番号しか教えていないので携帯に直接かけてきたのはあなただけだったのでビックリした。
といっていた。
その場の空気が悪くなりそうだったのでそれ以上話を広げなかったが、誰も、嘘を言っている感じではなかった。

125: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)20:46:52 ID:JXp
3/4
2次会でまたそのことが話題になった。
誰もヨッシーを思い出せなかったし、後輩や両親、兄貴にまで電話をかけてみたけど誰も知らなかったし、僕に同窓会を教えてくれた友人は誰もいなかった。
ただ、母親がヨッシーらしき友人を覚えていた。
一度汚れた古本を誕生日のプレゼントだと言って帰ってきたことがあった。
あんまり熱心に読んでいるので捨てろとは言い出せなかったが
プレゼントにゴミ箱から拾ってきたようなものを渡すとはへんな友達だなぁと思ったので良く覚えているとの話だった。
タニグチがリダイヤルか何か残ってないか?
と聞いてきた。
携帯の着信は、10件保存されるのであまり使っていない僕の携帯には、彼の電話番号が残っていても可笑しくはない。
調べてみると確かにそれらしい番号があった。
リダイヤルを押すといきなり扉の向こうで携帯の着信音らしきものがいきなり鳴り出した。
友人の何人かがいきなり飛び出し扉を開けたが、誰もいなかった。
その瞬間僕の携帯がいきなり電池が切れてしまった。
(それ以来壊れてしまった。)
みんな怖くなって2次会は早々に切り上げることになった。

126: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)20:47:56 ID:JXp
4/4
そして、先日ヨッシーからのメールが届いた。

「そのうち、そっちに遊びに行くからその時はとめてくれよな。」と書かれてあった。

返事はまだ書いていない。

127: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)21:24:56 ID:JXp
1/2
私が高校に入学してすぐ、母親が失踪しました。
父が言うには、母にはもう数年も前から外に恋人がいたそうです。
「アイツは父さんとお前を捨てたんだ」
そう言ってうなだれる父の姿を見て、これからは私が母親の分まで父を大切にしようと決心しました。

しかし、それから家では、奇妙な事が続きました。
家全体が何となく、ゾワッと総毛立つような雰囲気に包まれ、確かに閉めておいたドアが開いていたり、棚の上のものが落ちていたりするのです。
そこで私は、母はもう死んでいるのでは?」と思ったのです。

玄関に置いたままにしてある母の靴を調べ、私の疑惑は確信になりました。
もし母が出ていったとしたら、靴が一足、足りなくてはなりません。
靴は、全部ありました。
という事は、父がこの家の中で母を殺した事になります。
(何で?どうして?)父を問い詰めたい衝動にかられましたが、やめました。
母を亡くして、父まで警察に捕まってしまったら、私は一人ぼっちになります。
父は、母を愛していました。あんなに愛してくれていた父を裏切ったのなら殺されたとしても、母の自業自得のように思えたのです。
(気付かなかったふりをしていよう)そう決心しました。

しかし、奇妙な現象は続いていました。ある日、私が寝ていると、ピト・・ピト・・と誰かが家を歩き回る音で眼が覚めました。父の足音ではありません。
そして、ピト・・ピト・・という足音がだんだん近付いてくるのです。
「来ないでくれ、来ないでくれ」
そう念じながら蒲団に潜っていると、その足音は私の部屋の中にまで入ってきました。
生ぬるい呼吸が頬にあたりました。
薄目を開けると凄い形相の母が、私を覗き込んでいました。
そして、耳元で
「出・・・て行・・・け・・・」
そう言ったのです。

128: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)21:26:02 ID:JXp
2/2
(こんな家にはいられない)
そう思った私ですが、引っ越そうにも理由を父に言うことが出来ずに悩んでいました。
不思議な事ですが、霊を見るのは私だけで、父は何も感じていないようなのです。
母が居なくなってからというもの、私の面倒を見る為に在宅の仕事に切り替え、家事をしてくれる父に
「父さんが、殺したんでしょう?」とは聞けなかったのです。
そこで私は何を見ても見ないふりをして、日々を過ごしていました。

あるときコタツに入ると、「ガリッ」という音がして、足の小指に激痛が走りました。
何事かと思ってコタツ布団をめくると、そこに母が居ました。
コタツの中で、母が、横になっていました。
台所で料理をしていた父が
「どうした?」
と声をかけてきましたが、私は
「何でもない。宿題があったの思い出した」
と言って誤魔化しました。
「もうすぐ出来るから、居間でやるといいよ」
そういう父の言葉に促され、鞄を開けました。
その時初めて、鞄の底に四つ折になった便箋が入っている事に気付いたのです。

そこには、母の字でこう書かれていたのです。
「真美、逃げて、父さんは狂ってる」
いままで母は、私を逃がそうとしていたのでした。

129: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)22:05:10 ID:JXp
1/1
私は職業柄いろいろな職業の人の裏話を聞くことがあります。
先日漁師の方とお話する機会があったので、
裏話というか、ほんの少し怖い話を投下します。
漁師となればやはり陸にいる時間よりも海にいる時間の方が長いですよね。
マグロ漁船などともなれば1年や2年は帰ってこないなんてざらです。
きっとその間の漁師の性欲処理に女性が乗る、という話を聞いたことがあるでしょう。
マグロ漁船に乗る女なので、彼らはその職業をマグロ女と呼ぶそうです。
マグロ女の報酬は月に100万以上とも言われますが、
本来、漁船には作業が出来ない人間が乗ってはいけないことになっています(当たり前ですが)。
ましてや性欲処理のために女性が乗るなどというのは言語道断。
だから女を乗せる際は、
乗船登録せずに、要するにこっそりとマグロ女が乗っていたそうです。
ですがマグロ漁船は海外の港に寄港することのある漁船。
乗船登録と船内の人数が合わないとなれば一大事ですよね。
そこでどうするかというと、マグロ女を文字通り解体するんです。
乗船登録もない「いない」はずの、
漁船にマグロ女として乗るような人生を歩んできた女を
大海原のど真ん中に捨てるわけですから、
犯罪がバレる心配もないわけです。
今もマグロ女が乗っているかどうかは分かりませんが、
昭和の時代には存在していたそうですよ。

130: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)22:14:21 ID:JXp
1/1
この話は、父から聞いた話です。

父が子供の頃は、学校から帰ると直ぐさま川にサワガニ捕りに出掛けていたそうです。
その日も一人で川に向かい、サワガニ捕りに出かけました。季節は夏で、むしむししていました。
最初は竿に糸を付けておかずのイカをくくりつけて、捕まえていたのですが、
暑くて我慢できなくなり、川に入りながら捕まえていました。
空も赤く染まり、そろそろ帰るかと服を着てると、おじさんが通りかかり、話掛けてきたそうです。
「坊主…川に入っちまったのか…」
父はうなづくと、おじさんは話しだしました。
「あのな、坊主…この川でな、よく子供が殺されたんだとよ…」
父は驚きました。
「そんな話聞いた事がない」とおじさんにいうと、
「そりゃそうさ。おじさんが当人で、ずっと隠しとおしてきたからな…」
父は逃げようとしなかったそうです。
私は父にその理由を聞くと、
父はそのおじさんから殺気が感じられなく、穏やかな空気しかしなかったらしいです。
そのおじさんに、父はこう聞いたそうです。
「おじさんは、もう人を殺すことをやめたの?」
「なぜだい…」
「だって、今のおじさんは恐くないよ?」
そのおじさんは、自慢気にこう言いました。
「あー…子供を安心させる達人だからな、はは…」
父はとっさに逃げたそうです。
親(祖父母)にそのことを話して、警察に報告しました。

今でもそのおじさんは捕まってないそうです。
父は言いました。「逃げきれて本当に良かった」と。
もし殺されていたら、私は今いなかっただろう…。

131: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)22:25:50 ID:JXp
1/1
ある大学生の男女5人が、車で山へ泊まり掛けのキャンプに出かけた時の話。
キャンプ二日目の朝にして予報外れの大雨に見舞われてしまい、5人は敢えなく下山する羽目に。
カーブの多い坂を、他愛のない話をしながらも慎重に下っている最中、5人のうちの一人の女が窓の外の何かに気がつき目を奪われる。

今まで楽しげな会話に声を張り上げていた女の、突如とした不審な様子に気づいた一行は女の視線の先に目をやると、この横殴りの雨の中、傘もさしていない軽装の女性が、一人うなだれて立っている様子が目に入る。

別の女がいう。

乗せていってあげようと。

しかし他の連中は、あまりいい顔をしない。

そのうち女のすぐ横まで車が到達してしまう。

運転する男は、ずぶ濡れになった女を心配し、少しだけスピードを落としてやり、様子を伺うが、例の女は、こんなにそばに車が近づいているというのに、こちらに全く気づいていない様子。

ピクリともしないで、下を向き、強い雨に叩きつけられている。

顔が見えない。

とうとう不気味になってきた一行はずぶ濡れの女の横を走り抜け、一息ついた。

が、突然運転手の男がいままでの安全運転とは打って変わって、狂ったようにハンドルをさばき、スピードも坂も手伝って恐ろしいものとなり、死を覚悟するほどの危険な運転となる。

当然パニックに陥る車内。突然の出来事に理解出来ず泣き出す女達。
なんとか山の麓まで降りてきていて、近くのコンビニに車を滑り込ませると、運転手の男が真っ先に後ろを確認する。

落ち着いた4人が男から聞いた話に耳を疑う。

先ほどのずぶ濡れの女が、ものすごい勢いで、四つん這いの格好で、追いかけてくるのがバックミラーに映っていた、そしてすぐに別の男が、雨による視界の悪さで見間違えたのだとフォローをするが、女たちは黙ってしまった。

明るさと大人数による、多少の強気からの行動だったのだろうが、あんなに不気味なものに近寄ったたことは今でもゾッとすると運転手の男は言っている。

132: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)23:25:15 ID:JXp
1/1
俺は釣りが趣味で、富士の湖でバスフィッシングをしていた時の話。

朝から出かけぜんぜん釣れなくてもう昼だし飯でも食うかと思い、周りを見渡すと木陰の丁度良い感じの石が椅子の代わりなりそうな感じだった。

ツナマヨを食べながら、だいぶ暖かくなってきたから梅干しとか殺菌作用がある具が良かったかな、なんて思ってるといきなりおっさんが横に立ってるの。

裏手は林になってはいたが、見通しが悪いと言うほどではなかったので、どこから沸いたんだ?と物すごく驚いた。

が、真昼間だし寒気とか無いし幽霊とかなんとか言うのは思いつかず、地元の人だろうと思い「こんにちわ」と挨拶をすると、おっさんはこっちを見ながら「その石に近寄っていいかい」と聞いてきたんだ。

意味は分からなかったけど地元ではなんか大切な物なのかもしれないし、ペットの墓なのかな?椅子にしてまずかったなーと思い、「すいません」って言葉が口に出てその石から立ちあがったんだ。

するとおっさんは石の近くに近寄ってこう言ったんだ。

「僕は死んだんだ」

意味が分からなかった。

はっきりと見えるし幽霊らしい怖さも何も無い。

というか、真昼間の晴天でちょっと熱い位だったし、頭をよぎったのは「社会的に死んで自殺をしようとしている」人なのかな?ってイメージだった。

だけど、そう言われて僕は何を話して良いのか判らず立ち尽くしていた。

続けておっさんは「死んで分かったのは、水辺とか特定の石の近くだと意識がはっきりするんだけど、そこから離れると何も考えれなくなって消えそうになる。それが怖いんだ」と喋って、石の側の木を一周ぐるりと回ろうとして木の陰に隠れたら、そこから消えていた。

おっさんが何を伝えたかったかさっぱり分からなかったし、怖い感じはなかったけど流石にダッシュで逃げたよ。

133: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)23:29:11 ID:YcP
ふぅ…

134: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)23:34:32 ID:JXp
>>133
どこで抜いたwww

136: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)23:38:28 ID:YcP
>>134
女子中学生二人、よだれ

137: 名無しさん@おーぷん 2015/05/03(日)00:01:04 ID:jRf
>>136
強者杉www

135: 名無しさん@おーぷん 2015/05/02(土)23:37:26 ID:JXp
1/1
既視感だっけ?デジャブだっけ?
あ、この情景、このシーン前にみたことあるやって感覚。
あれってたまにならない?
俺いまだにたまに起きることあるんだけど
そういえばこのスレ見つけて昔の出来事思い出した。
確か俺が20歳前後の頃、大学の夏休み利用して、ばあちゃんちいった時だったと思う。
夏休み期間中だったんで、俺のほかにも親戚とかもばあちゃんち集まってた。
いとこも来てたんだけど、俺はいとこと歳離れてるし、いとこは女(既婚)だったから
2、3歳ぐらいになるいとこの子供と縁側で遊んでた。
まぁちっちゃい子供なんで
「○○くん、おそとポンしる!」
とかつたないぐらいの子供だったんで適当に相手してた
そしたら、あ、この光景前にみたぞって感覚がきた。
なんかそん時はいつもと違って、少し長い間時間そういう感覚があって、
「次にこの子はボールで遊びだすぞ」
「ほら遊んだ!」
ってぐあいでなんか次が予測できてスゲーおもしろかった
そして
「次ボールにつまずいて転んで泣くんだよな!」
って思って、子供を見てたら
「それあんまりやってると死ぬよ」
ってその子供が突然しゃべった。
スゲービビったの覚えてる。大人みたいに流暢にしゃべってた。
それと同時に既視感(?)が消えて。
「は?今喋った?」
って感じで俺スゲー焦って、
「もういっかい言ってごらん?」
って言ってもボールいじりながら
「ぼーるぽん!ぼーるぽん!」
とか、そんなつたない言葉しかしゃべんなかった。
とりあえず、そん時は子供が言ったセリフの内容よりも、急に流暢にしゃべった事にあせってたのか
すぐにいとこんとこいって
「○○くん、もう結構しゃべるんだな!」
って報告しにいった。いとこは
「もうすこしで3語ぐらい喋れるようになるよ」
ってそんな感じに返されて、やっぱりとても日常的に流暢にしゃべれる子供じゃないのかって
分かったとたんなんかすごい怖くなって、
しかもその内容も思い出して、なんかドン引きだった。
何でか当時この事誰にも言っちゃいけない気がして
ばあちゃんいも、いとこにも、他の親戚にも言わないまま
数日してばあちゃんちから帰った。
あれから、いとこの子供もだいぶ大きくなってるはずだけど
大学卒業してから親戚とは疎遠なんで、今現在どんな子になってるわ
詳しくしらないんだけどね。
なんだったのかなーって感じの体験談です。

引用元: ・【怪談】怖い話【都市伝説】