1: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:20:03 ID:QD5
暑いから怖い話を貼っていこう
あまり長くないやつで
体験談でもおk

3: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:21:26 ID:QD5
賃貸マンションに住んでいた頃、
お隣りの部屋の4歳くらいの女の子とベランダ越しによくお喋りをしていた。

私がベランダで洗濯物を干したり、草花の手入れをして いると、
隣とこちらを区切るパーテーション?の10cmほどの隙間から覗いて声をかけてくるのだ。

しかしある時から何故か覗いてはくるものの、
話しかけてはこなくなり、私が視線に気づいて
声をかけても、ただ見ているだけで何も反応してくれなくなった。
何か嫌われるようなことしちゃったかな?
と思ったけれ ど、特に気にすることもなく、
見てたいなら見てていいよ~ くらいの気持ちで、
視線を感じてもそちらを見ないようにしたりしていた。

ある日、プランターの片付けをしている時に、
また視線を感じたので、思い切って声をかけてみることにした。

『たまにはお話しよーよ』

と言いかけて、言葉が詰まった。

そこには小さい女の子ではなく、
四十年配のボサボサのロングヘアーの女が、
10cmほ どの隙間の向こうからしゃがんでこちらを見ていたから だ。
私は『何ですか?』とも『こんにちは』とも言えず、立 ち尽くしてしまった。
何故なら、その女性が何ともいえない顔で笑っていて、 見てはいけないものを見てしまったような気持ちになっ たからだ。

彼女は存在を気づかれてからも一言も発することなく、 私が軽く会釈して片付けを済ませるまでこちらを見ていた。


一年後に我が家が引っ越しをするまで、ベランダで時々 視線を感じたが、 そこにいたのが女の子だったのか、あの女性だったのか 、確認することは怖くて二度と出来なかった。

12: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:37:32 ID:QD5
1/4
 1998年、草野正人さん(仮名・35歳)は転職し、会社の与えてくれたマンションに一家3人で越してきた。
 かなり年数の経った建物だったが、3人が満ち足りて暮らすには十分なものだった。
 このマンションの異変に始めに気付いたのは、妻の晴枝さん(仮名・33歳)だった。毎日、午後2時になると
 隣の部屋の電話が鳴るのだという。晴枝さんは次第に気味悪く感じるようになり、草野さんの会社に電話をかけてきた。
 「隣の部屋、空き室なんですって。何か変よ」。
 草野さんの妻が何度も会社に電話をしてくるので、同僚の大竹春夫さん(仮名・35歳)はどうしたのか聞いた。
 「隣の部屋から毎日同じ時間に電話の音が聞こえてくるんで、妻が気味悪がっているんですよ」と答えると、大竹さんはまたか、
 というような、半ば諦めたような顔をした。

13: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:38:07 ID:QD5
2/4
 草野さんと晴枝さんは、鳴り止まない電話に悩み、大竹さんに部屋に来てもらった。壁に耳をつけた大竹さんは、
 「この音、隣じゃなくて壁の中からしてるぞ」と言った。
 そこで草野さんは、同僚の協力で、壁の中を調べることにした。そこには大竹さん、吉野公広さん(仮名・35歳)、
 古屋一昌さん(仮名・35歳)、林田直子さん(仮名・24歳)が来ていた。
 男性達が壁を壊し始めると、吉野さんが「誰かがここを壊した跡がある」と言った。さらに壊していくと、
 ぽっかりとあいた空間に、毛布と電話があった。古屋さんが毛布を取り出し、林田さんが広げてみると、中には血だらけの
 山吹色のワンピースがくるまれていた。

14: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:39:11 ID:QD5
3/4
その時、時計は午後2時を指し、その電話が鳴った。
 草野さんは恐る恐る、受話器を取った。すると、そこからは女性の声が聞こえてきた。
 「出たのね、許さない、絶対に。なんで1人にしてくれないの・・・」。
 あまりの不気味な声に、草野さんは受話器を投げた。よくみると、その電話は線が引きちぎられていて、つながっていなかった。
 これをきっかけに草野さんは退職、一家は栃木へ転居した。2ヶ月後、草野さんに1本の電話が入った。林田さんが急死したという。
 さらに、吉野さんと古屋さんも失踪していた。

15: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)22:40:03 ID:QD5
4/4
 草野さんは大竹さんと共に、林田さんの告別式に参列した。そこで二人は、反対側の道で静かにこちらを眺める若い女性に気付く。
 なんとその女性はあの山吹色のワンピースを着ていたのだ。
 それからも、自宅で草野さんの長男が黄色の服を着た女性を見たり、奇妙なことは起こっている。草野さんがこの話をすると、
 聞いた人や自分に良くないことが起こってきたという。
 「自分たちは開けてはいけないものを開けて、霊を起こしてしまったのかもしれないです」と草野さんは話している。
ちなみに、奥さんも自分も、この事件以来、上の前歯が黒く変色してしまったんだと。

16: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)23:03:26 ID:QD5
小学生の頃、雑誌で読んだのですが、いまだに怖くて覚えている話です。
日本のどこかの地方の話。

そこでは、男性が結婚せずに若くして死んでしまった時、棺の中に
名前をつけた花嫁人形を一緒に入れて、あの世で幸せな結婚生活を
送れるようにと一緒に燃やすらしいのですね。

で、ある男性が女性にふられて自殺してしまった。
その両親は花嫁人形にその男性をふった女の名前を付けて、その女の
写真と共に棺に入れて燃やした。そして、仏壇には遺影の横にその花嫁
人形の写真が一緒にあって、写真の裏にはそのふった女の名前が書いて
あると言う話。

あ、もしかしたら、棺に入れずに人形を遺影と一緒に置いてあるん
だったかな。その辺、書いている内に記憶があやふやな事に気づいて
しまったよ……。とにかく、普通は架空の女の名前をつけるのだけど
その家族はまだ生きてる女の名前を付けて、その写真まで付けたのね。

雑誌では子を思う悲しい親の話として紹介してあったのだけど
なんか、物凄く怖かった記憶があります……。

17: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)23:10:10 ID:QD5
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。

19: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)23:15:03 ID:QD5
ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな...」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。
これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日
自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを
自分で現像した。 そこに写っていたのは、
起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、
自分の横に置く、自分の姿だった

20: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)23:24:06 ID:QD5
同僚のAは出張に行ったときに会社の経費をうかせようと安いホテルに泊まった。
そのホテルの部屋では100円を入れると30分見れるビデオデッキとビデオが数本置いてあった。
どんなビデオがあるか見ていると一本だけラベルのないビデオがあった。
ビデオの内容が気になったAは100円ならいいかと思ってそのビデオを再生してみた。
数分後一人の男の子がお祭りで楽しんでいる姿が写った。
そしてその男の子がアップになっていき上半身のとこまできたときにゴシック体の白いテロップがでてきた。
「昭文君はこの晩殺されました。」
Aはビデオを切りホテルから逃げ出しました。

22: 名無しさん@おーぷん 2015/04/30(木)23:53:08 ID:QD5
ある日の夜のことだ。
T大学に通う男子大学生のAはバイトからの帰り道を歩いていた。
その日は晴れていたため、夜空には美しい星々が輝いている。
「今日はよく星が見えるなぁ。」
Aが独り言を言いながら辺りを見回した時、近くのアパートの二階の窓から外を見つめている女性が目に入った。
その女性はとても奇麗で、歳もAと同じくらいである。
カーテンから顔を覗かせており、どうやら星空を眺めているのだろう。
その時はAも特に気にすることはなく、その場を通り過ぎた。

そして次の日、この日も夜遅くまでバイトがあり、Aは帰り道を急いでいた。
昨日と同様に夜空には満天の星が輝いている。
しばらく歩いていると昨日のアパートにさしかかり、Aは何気なく二階の窓辺を見てみた。
すると、昨日の女性が同じように、カーテンの隙間から星空を眺めていた。
「こんな時間にも空を眺めているのか。ひょっとして同じ大学に通う子なのかな?」

それからというもの、Aがバイト帰りにアパートの前を通ると、彼女はいつも星空を眺めている。
Aはそんな彼女を見ることが毎晩の日課となっていた。

しかしある日の夜、Aはおかしなことに気がついた。
それは、空が曇っていて星が一つも見えないのに、彼女がいつものように空を眺めていたからだ。
「彼女はいったい何を見ているのだろう?」
不思議に思ったAは、彼女に理由を聞いてみたくなった。
そして、勇気を出して彼女のいるアパートへと向かった。
二階への階段を上がり、彼女の部屋のドアをノックした。
しかし、彼女は出てこない。
いけないとは思いながらも、ドアノブを回すと抵抗なくドアが開いた。
Aは彼女の部屋に上がり込んだ。

その瞬間、Aは全てを悟った。
彼女は星を見ていたのではなく、窓際で首を吊って死んでいたのだ。

23: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:03:20 ID:b2F
現在も住んでいる自宅での話
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、
女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。

「ん~…ん~ん~…」

最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。

「ん~…ん~ん~…」

それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます

「ん~…ん~ん~…」

なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて
般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。

「ん~…ん~ん~…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で


「んーーーーーーーーーーーーーーー」

って。

24: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:07:32 ID:b2F
高校生の時の夏休み、友達が免許を取ったというので遊びにいこうと
電話があった。時間は午前三時。
むし暑い事もあって、サーフィンをやりに神奈川の海岸へ。
海についた時刻が、午前四時。けっこう人もいる。友達は仮眠中。
「俺も仮眠しようかな?」って思った時、車のドアを叩く音がする。
開けてみたら、小学5~6年の男の子が立っていた。
「今、スゴイいい波だよ。おにいさんもきたら?」と少年がいうので、
俺もサーフィンしにいこうかな?と思ったが、
「ありがとう。もう少したってからいくよ。」と応えドアをしめたのだが、
外から、少年の声がする。「本当に波いいよ。」「今がぜったいいいよ。」
あまりにもしつこいので、怒った口調で「わかったよ!」というと同時に
少年のつぶやく声がした。
「ほんとに、いい波だよ。俺、この波で死んだんだ。」
はッとして、ドアをあけたがそこには誰もいなかった・・・
高校の時の思い出である。

25: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:12:53 ID:b2F
一人暮らしの安アパート、ワンルーム。

最近、どうも俺がバイトで出てる昼の間に、人が入り込んでる形跡があるんだ。
でも自分は雰囲気でわかるけど、ハッキリとした痕跡もないから、なんか騒ぐのも
早い気がしてさ、しばらく様子を見ることにしたんだよ。

うん、次の日も、その次の日も、やっぱり誰か入り込んでる。
盗まれるような物はないけど、とにかく気分が悪いから、何か証拠になるものをと
思って、ビデオカメラをデスクの上、…いまこのパソコンやってるデスクな。の上に、
別に隠すともなく置いて、長時間録画しながら今日は出かけたんだよ。

今さっき、その映像をモニターで観た。

はっきり映ってた。

俺が帰ってくる2時間くらい前からかなぁ?
玄関とは逆の方から、急にフレームインしてきた長い髪の女。
何をするでもなく、ずっと部屋の中をゆらゆらゆらゆら、行ったりきたりしてる。
俺はゾッとしたよ。泥棒とかじゃねぇのかよ…。

何かもう、予想外のことで総毛立ちながら、映像から目が離せなくなっちまって、
モニターをずっと観続けていたのさ。 やがて映像の中で玄関の音がして、あ、俺が
帰ってくる直前まで録れてたんだな? 

そしたら、音に驚いたように、その女がビクッと身体を硬直させて、慌てて隠れたのさ。

…いま俺の背後にあるふすまの中に。

映像はそこで終わってたんだが、そこからもう俺ピクリとも動けねぇよ。
いったいどうすればいい?

27: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:25:07 ID:b2F
もうずいぶんと昔。まだ小学生だったころ。
教室で昼休みの終わりを待っていたら、いつもは私に冷たい担任の先生が血相を変えてやってきた。

「○○くん、落ち着いて聞いてね。お母さんが仕事先で倒れたの。すぐ帰る用意をして職員室へ行きなさい」

驚いてランドセルに手当たり次第に物をつめて職員室に向かった。
校長先生がいた。

「お父さん、いまトイレに行かれているから、すぐに一緒に病院に行きなさい」

校長先生もおちつかない様子で、しきりに腕時計を見ていた。

「あの…先生…」

言わないといけない。

「うちにおとうさんはいないんですけど…」

母子家庭だった。

大騒ぎになった。
男が誰だったのか、今でもわからない。

28: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:25:44 ID:t6q
おそろしや

29: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:31:24 ID:b2F
某自殺サイトのオフ参加したんだけど、結構可愛い女の子とかいてびっくりした。
オフ会ではみんななんで自殺したいのかとか、不幸自慢大会みたいになってて
俺もたまたま隣に座った結構可愛い子に、「なんで自殺考えてるんですか?」って聞かれたから
「実はまったく女の子にもてなくて、いまだに童貞なんですよ・・・」って言ったら、
「そんなことで自殺を考えるなんて馬鹿みたい」って言われて、オフ会二人で抜け出して
そのままホテル行ってヤラせてくれた。
初体験終えた後は、こんなことで悩んでたなんて馬鹿らしいって思った。
それを気づかせてくれた彼女にも本当に感謝した。
それで彼女に「本当にありがとう。ところで○○さんはなんで自殺しようと思ったの?」って聞いたら、
「実は私、エイズでもう長くないんだ・・・」って涙ぐみながら話してくれた。

30: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:36:09 ID:b2F
今朝、バイト行く途中で交通事故の現場にでくわしてしまった。
ついさっき起こったばかりみたいで、壁にめり込んだ車から煙が上がってる。
車は酷い状態で、こりゃ乗ってた人ヤバいなと思ってたら声がすんの。
よく見たら窓があっただろうひしゃげた部分から女の人が顔出して呻いてたのよ。
思わず駆け寄って、大丈夫ですかって声を掛けても

「痛い…痛い…助けて…」って繰り返すだけ。

とにかく意識があるのにホッとした俺はすぐに110番して、到着した警察の質問に2、3答えてバイトに向かった。
休憩時間にバイト仲間に事故の話をしてたら、案の定テレビのニュースでやってた。

『今日午前、○○町でスリップした乗用車が壁に衝突する事故があり、運転していた女性が死亡しました。
女性は大破した車体に挟まれて首が切断されており、即死した物と見られています。』

32: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:39:40 ID:b2F
1/2
仕事で地方行く用事が出来て、時間の関係で前の晩に新幹線乗って一泊することになったのね。
で、同僚と話してるときに予約したホテルの名前言ったら
「お前知ってる? そのホテルってさあ」とか話し出して、
そいつはその手の話大好きで俺すっげえ臆病だから絶対聞きたくなくて、
「バカやめろよ言うなよ。言ったら殺す」って慌てて遮って、
そのときは聞かずに済んだんだけどでもそいつのお陰でホテル着いた後も妙に気味悪くって。

どうせ一泊しかしないんだからさっさと寝ちまおうと思って布団入ったんだけど、
俺くらい臆病な奴なら分かると思うけど、そういう時って一回恐いって思ったら終わりなんだよね。
寝るのも起きるのも身動きするのも嫌でもう朝になるの待つしかない。
そんで布団の中でいろいろ考えて、何故かそのときは死ぬのが異様に恐かった。

ずっと死ぬことばっかり考えて、いやだ、恐い、死にたくねえ、でもいつか死ぬ。誰か助けてって。
もう本気で寝るの諦めてどっかの飲み屋でも行って時間つぶそうと思い始めたとき、ドンドンドンドン!!って。
部屋のドア叩いてるんだよ。心臓止まんなかったのが不思議なくらいビビッた。

ドンドンドンドン!!
幽霊? 火事? 知り合い? なんか事故でもあったのか。
とりあえす電気点けて、でもドア開けるのは恐くて、「なんですかー?」って答えてみたら叩く音はピタッとやんで。
そのまましばらく身構えてたけど何にも言ってこない。もう寝れる状態じゃない。
財布と電話確認して、なんとなく身支度して(寝巻きだけど)ベッドの上に起き上がってじっとなんか待ってた。

しばらくしたら、ドンドンドンドン!!ってまた叩く音がして。
「なんかあったんですかー!?」でも返事は無い。本当に緊急ならホテルの人間が何か言ってくる筈だ。
鍵も開けられるだろうし部屋の電話も携帯電話もある。なら大した用事じゃないのか?
でもさっきからの妙な気分は引き摺ってて、とにかく恐い。

33: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:40:40 ID:b2F
2/2
ドンドンドンドン!!フロントに電話しようと思った。
けど電話を見たら、そういう他人とのコンタクトがすげえ不安になってきた。
言っても通じなかったらどうしよう。つーか、なんか変なのが電話出たらどうしよう。
そんで、ガチャガチャガチャ!!ノブ回してるよ。入って来る気だよ。どうしよう。どうしよう。

ビビりまくって、でもベッドの上から動けなくて、とにかく早く朝になれと思った。
トンドンドントン!!ガチャガチャガチャ!!イタズラか? 近くの部屋に頭おかしいのが泊まってんのか?
早くこの時間が終わることだけ祈って、空が白くなって、だんだんドアを叩く音の間隔が長くなって、とうとうやんだ。

仕事で朝早いのが救いだった。フロントに電話してチェックアウトしたいって言って、あとは、普通。
仕事して家に帰った。そんで、前にホテルの話しかけた同僚つかまえて、
「あそこ何かあったのか?」って聞いてみたら数年前に火事があって、大した火じゃなかったんだけど一人死んで、
それから出るとか出ないとか。まあ、そういう話だよ。

「ドア叩くんだろ?」
「何で知ってんの? もしかしてお前見た?」
「うん」
「へー。何号室よ」。
つまんなかったかもしれないけど俺の中では最高の怪談です。
あの夜を過ごした恐怖は一生消えねえ。ちゃんとオチもあるよ。そもそもそいつは何で死んだか。
逃げ遅れたんだけどさ。単純に。パニックになってたか壊れてたか知らないけど部屋の鍵が開けられなくて。
だから「やっぱ幽霊だったんだな。開けなくて良かった」って漏らした俺に同僚は言ったよ。



「なんで? そいつ部屋の中から外に出たくてドア叩いてたんだろ?」

34: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:47:50 ID:9vB
登山が趣味の男のビデオレターの話ください

35: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)00:59:11 ID:b2F
1/4
会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて
家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。

Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で
休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。

亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」

趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめ
ビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、
ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろと
いったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKは
きっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。

Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める

「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて
本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」

36: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:00:07 ID:b2F
2/4
もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後
本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、
クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように
下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点
から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。


通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。

一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に
見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は
俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たので
ちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。

俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、再生した。

37: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:01:01 ID:b2F
3/4
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に
突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?


「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで
しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本・・ありが・・・」

Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。



「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアア
アアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」



背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う
断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに
暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。

38: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:02:22 ID:b2F
4/4
これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、
Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらで
こういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげで
その場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。

翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に
住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったが
そこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。

そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に
引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来ならあの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。

39: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:07:47 ID:b2F
そんなに怖くないのですがきいてください
私がまだ4~5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。
まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
或る日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、湯船の
中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、湯船の横から階段状になりドア
が付いているんですね(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行った。
ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。
ワクワクして覗きました。・・・・・向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、ツマらない。いったん顔をあげました。
何を思ったかもう一度鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました
おわースゴい。夢中になって覗いていました。
ドアの向こうの気配、それとも何かが知らせてくれたのか
突然、私は目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように 乱舞していました。・・・・・・
私は息を呑みそこを離れ、コワくて母親にさえ話すことが出来ませんでした

40: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:25:50 ID:b2F
ある若い男性が友達と海水浴に来ていて、岩場の上を歩いていた時のこと。
男性は足を滑らして転んでしまい、そこには「フジツボ」がびっしりと付着していたため、転んだ拍子に「フジツボ」で膝を切るケガをしてしまった。
ケガとはいっても、軽い切り傷で出血もそれほどなかったため、男性は簡単な処置を受けてから帰宅した。

それから数週間後、男性は自分の膝が痛むのを感じた。
初めはズキズキとした痛みだったが、時間が経つにつれて、我慢ができないほどの激痛へと変わった。
男性はこれはまずいと思い、近くの病院で診てもらうことにした。
医者が男性の腫れた膝をレントゲンで撮ると、膝の裏側に何やら白い影が写った。
男性はすぐに手術をすることとなり、医者が男性の膝にメスを入れた。
すると、彼の膝の皿の裏側から、大量に繁殖した「フジツボ」が見つかったのだ。

41: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:39:33 ID:b2F
黄色い背景に黒色で「!」と書かれた標識をご覧になったことがあるだろうか?
道路交通法では、この標識には「その他注意」という意味が込められており、この標識が設置される際、
普通は下に補助標識と呼ばれる「なだれ注意」や「路肩弱し」などと書かれた、危険を補助的に指し示す白い長方形のプレートが付いている。
しかし、まれにこの補助標識の付いていないものが存在する。
それは心霊スポットや霊が多発する地点に設置された、幽霊に注意を促すための標識なのだ。
なぜ、補助標識が付いていないのかというと、国土交通省としても幽霊の存在を認める訳にはいかないが、
実際にそこで霊による事故が多発しているため、ドライバーに少しでも注意を促し、事故を減らすねらいがあるからだという。

44: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:50:10 ID:b2F
1/3
うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、
ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが、先日遊びにきました。
ちょうど『ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。
その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。
あれ見ながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ~」とか話していたら、
おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。


おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。
すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。
2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので、予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。
今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、心配で心配で夜も眠れなかったそうです。

ある日、病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。
それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。
ところがここ10年ほど、ぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、本当にうれしかったそうです。
早速、近況などを報告し合おうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。

46: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:51:48 ID:b2F
2/3
『Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。
 たくさんの人たちを救ってあげてるの。
 Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。助けられると思うわ」
昔のままの非常に明るく感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。
あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としか言えなかったそうです。

しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、おばさんも疲れていたのでしょう、
そんなとんでもない電話さえ、
「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう」と思ったそうです。
なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜、久しぶりに眠りに落ちました。

夢の中に、娘と、まだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。
娘もなぜか妊娠しておらず、3人で仲良く遊んでいる夢でした。
幼馴染もニコニコしていて、お花畑のような所で、すごく幸せな夢です。
マリのようなもので遊んでいました。
おばさんにマリが飛んできました。おばさんは胸で受け止めました。
するとそのマリの中から皮がずるっとむけるように、大きな溶けかかった幼虫のようなものが出てくるではありませんか。
思わずおばさんは悲鳴を上げました。
誰かに投げようにも、そこは母親。とっさに娘より幼馴染のほうを見ました。
投げようとしても、幼虫のようなものは絡み付いて離れません。
それを見て幼馴染は、ケラケラと狂ったように笑います。
その目は全部黒目で、穴が開いてるようです。
幼虫の鳴き声と、幼馴染の幼い子供の笑い声が響くように重なります。

おばさんは飛び起きました。全身汗でびっしょりです。
「その時ね、私思ったのよ。あの幼虫はね、赤ちゃんだって。
 どうしてか分からない。人間の姿なんてもちろんしてなかったし、泣き声は獣のようだった。
 でもね、絶対赤ちゃんだと思ったの。
 すごく不吉に感じて、その後せっかく連絡してきてくれた幼馴染に、怖くて連絡できなかったの」

47: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)01:52:46 ID:b2F
3/3
その後、何とか無事に子供は生まれ、そんな電話があったことも忘れていました。

そしてある日、何気なくつけたTVのワイドショーに、
その幼馴染の名前と、夢とはかけ離れた年老いた女性の顔が映し出されたそうです。
少し前にありましたよね。
怪しげな新興宗教を信じて、死んでしまった我が子の皮をはいだら生き返ると言われ、その通りにしてしまった若い夫婦。
その夫婦が信じていた神様こそが、おばさんの幼馴染だったそうです。
その幼馴染は何不自由ない家庭環境にいたはずなのに、おばさんの知らない10年の間に何があったのでしょう。
おばさんは怖いというよりも、みていて涙が止まらなかったそうです。
もし彼女に相談していたら・・・

48: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:14:19 ID:b2F
1/4
何年か前の冬、車で夜の山道を運転していたときの話。
冬用のタイヤを装着しているとはいえ、カーブが多い上に凍り付いた山道を走るのは緊張する。
スリップすればガードレールを突き破って崖下にダイブする羽目になるのは目に見えているからだ。
実際その山道では冬の事故が多く、毎年のように負傷者や死者が出ていた。
何度かハンドルを取られそうになりつつ、慎重に運転していた。
そのとき、不意に背後から光が差し込んだ。
バックミラーを見ると、いつの間にかピッタリ後ろを別の車が走っていた。
あまりにもピッタリと密着しすぎているせいで、相手に道を譲るためにスピードを落として
路肩に寄ることすら難しそうだった。
少しスピードをあげて引き離してから同じことをしようにも、折悪く、場所は急カーブの連続で
路面もツルツルに凍り付いている。
下手にアクセルを踏もうものなら崖下に真っ逆さまだ。
苛々しつつ、慎重の上に慎重を重ねてカーブ地帯を乗り切った。
まっすぐな道に出たので少しスピードを上げてから路肩に寄り「ほら、先に行け」と
態度で示したが……
そこで初めて、再び後ろが暗くなっていることに気付いた。
おや、と思って振り返った。先ほどまで密着していた後ろの車が、どこにも見当たらなかった。
途中で脇道なんてなかったはずだし、後ろの車がスリップして崖下に落ちたのだとしたら、
あれほど密着されていたのだから気付かないはずがない。
「?」
と思いながら、再び車を発進させた。

49: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:15:22 ID:b2F
2/4
しばらく走ると、再びカーナビから「カーブが多くなるので注意してください」的な呼びかけを受けた。
そこに差し掛かった途端、また後ろが明るくなった。
さっきの車だった。追いついてきたらしい。
またピッタリと密着してくる。スピードを落とすことすらできないくらいに。
頭に血が上ったが、怒っている場合ではない。
慎重に、慎重に、慎重に……嫌な汗をかきながら、運転を続けた。
途中でタイヤが「ずるっ」と滑るたびに心臓が飛び出しそうになった。
カーナビは緊張を煽るように「カーブです、注意してください」を繰り返すし。
後ろの車は相変わらず、ぶつかる寸前のところをついてくるし。
それでもようやく、カーブ連続地帯を脱出できた。
また、さっきと同じように暗くなった。直線道路に入った途端、再び背後の車は姿を消していたのだ。
いつの間にか距離を引き離していたのかもしれないし、俺の気付かなかった脇道に入ったのかも
しれないが。
心臓はまだバクバクいっていたが、緊張から解放された安堵感よりも嫌がらせを受けた
怒りの方が先立った。
嫌がらせを通り越して、あれは事故を誘発していたのかもしれない。
危険な運転をする車がいる、と警察に通報した方がいいかもしれない。
あまりにも接近されていたし夜だったし、だからナンバーまでは確認できなかったが。
とにかく腹が立って仕方がなかった。
俺は車内で(目の前にいない相手に対してアレだが)罵声を吐き散らしながら山道を下った。
勿論、直線道路とはいえ道路は氷結しているし、何度ともなくハンドルを取られるしで、
慎重な運転を心掛けないと危険な状況に変わりはなかったが。

50: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:16:37 ID:b2F
3/4
それでもようやく麓の市街地に辿り着き、一休みしようとコンビニに駐車した。
まだ心臓の高鳴りは収まらない。
シートベルトが何故かなかなかうまく外れないのに苛々しながら、俺は通報のことを考えていた。
具体的に、何といって通報すればいいんだろう。
危険な車がいます、暗くてよく見えなかったけど……で、いいかな。
それでも何とか、覚えている特徴を挙げるとすれば……
車体は、たぶん緑色。車種には詳しくないが、軽自動車だと思う。
ハイビームを浴びていたから車内の様子は分からなかったけど……
そこまで考えた途端、当たり前のように、記憶の中にある背後の車の有様が克明に
浮かび上がった。
前部がひしゃげ、フロントガラスは粉々に割れて車内は吹きさらしになっている。
車内は青白い光に満ちており、小さな縫いぐるみや小物類が乱雑に散らばっているのが見えた。
運転席でハンドルを握り、前のめりになってこちらを見ているのは、鼻のない女だった。
大笑いの途中で凍り付いたままピクリとも動かない表情は、まるでプラスチックの
仮面のように見えた。
見開いた目は瞬きひとつせず、口もカッと開いたままだ。
鼻は無理やりもぎ取られたかのように無くなっていて、顔の中央にぽっかりと赤い穴が
開いているように見えた。
ハンドルをきつく握る指は、幾つかが変な角度に曲がっている。
何だこの記憶、と思った途端、どうして雪道とはいえ運転がしづらかったのか、どうして
シートベルトがなかなか外せなかったのか理解できた。
俺は、ずっと震えていたのだ。
歯の根が合わないし、指は(恐らくハンドルをきつく握りしめすぎたのだろう)ひどく痛んでいた。

51: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:17:51 ID:b2F
4/4
後になって考えると、仮に後ろの車が俺の変な記憶どおりの惨状だったとしても、ハイビームを
受けているし夜中だったわけで、そこまで克明に見えるわけがない。
見えたのではなく、見せられていたのではないか。
そして、そんなものが見えたのに俺が事故を起こさず運転できた理由、そして安全な場所に
来てから記憶が甦った理由だが……
多分「ここでパニックを起こしたら事故る」「事故ったら、まず助からない」と俺の無意識が
判断したからではなかろうか。
だから俺は見えていないはずだった。
でも、実際には見えていた。意識はしていなくても体は知っていた。
だから、ずっと震えていたのではないだろうか。
勿論これは後付けの解釈である。
俺の頭の中のイメージ映像がどうかしている可能性の方が高い。
(ちなみに、一応警察には「危ない車がいる」とだけ通報しておいた。
そのあとは何の連絡もないので、どうなったか分からない)
ただ、心霊写真や心霊動画を見るたびに、このときのことを思い出す。
心霊写真は大概の場合、変なものが写っていると後から気付く。
撮影時には誰も気付いていないことが多い。
これはもしかすると、あの冬の夜の山道と同じことなのかもしれない、と思うのだ。
目の前に、確かに何かがいたのかもしれない。
しかし、そういう存在を生で見てしまうのは、かなり危険なことなのだろう。
だから脳がそれを拒絶し、撮影者は写真が出来上がるまで目の前の異形の存在を
認識することはなかったのだ。
人間の脳ってうまくできてるよな、と思うと同時に、ふと怖くなる。
もしかすると、俺の、もしくはあなたの隣に、あちら側の存在がいるかもしれない。
あなたの肩に顎を置いて、覗き込むようにして一緒にこれを読んでいるかもしれない。
ただ、あなたが認識していないというだけのことで。

52: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:33:21 ID:b2F
昔、俺が会社で夜12時過ぎまで残業してて、腹が減ったから
近くのコンビニに夜食を買いに行こうとしたんだよ。
コンビニに行くには、物品搬入用の大きめのエレベーターで下へ
降りて、裏口から出た方が近いから、それに乗って5階から1階へ出た。

で、コンビニから帰って同じエレベーターに近づくと、
1階のランプがついてたから、「ラッキー」と思って
早足に近づいて5階のボタン押したらドアが開いた。
人が居た。エレベータのど真ん中に立ってた。
こっち見てて目が合った。あまりにも無表情だったから一瞬ビクッとなってしまった。
40代くらいの男で、名前は知らないけど、顔は見たことある気がしたから、
「どうも」と軽く会釈してエレベーターに乗り込んだ。

搬入用エレベーターがゆっくり5階へ上がって行くうちに、
俺は妙な違和感を覚えて、それが何かに気づいた。
1階で止まってるエレベーターが開いた時に、中に人がいるはずはない。
この男は、12時過ぎの搬入用エレベーターの中で1人で立っていたか、
もしくは待っていたんじゃないか?誰かが来るのを。

背中に嫌な汗をかき始めたころに5階に着いたんで、そそくさとエレベーターを出た。
振り向かなかったけど、足音が聞こえるかどうかに全神経を集中した。
だけど、足音は聞こえなかった。会社にはもう誰もいなかった。

気持ち悪いので仕事を早めに切り上げて、1時半ごろに帰ろうとしたけど、
ふと興味が沸いて、帰る前にもう1度、裏口の搬入用エレベーターを見に行った。
1階のランプがついてたから、乗るのはやめて普通の玄関側エレベーターに乗った。
まぁ、5階のランプがついてても、やっぱり乗れなかっただろうけどね。

53: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)02:54:28 ID:B3i
山系キボンヌ

54: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)08:54:50 ID:b2F
1/9
北海道という土地は昔から「ヒグマ」という問題を抱えている。
本州の人間からすればピンとこないんだろうが、
北海道の山を歩き回る時は熊鈴は必須、クマスプレーという武器(?)も重要なアイテム。
ヒグマはカナダなど外国の方が大量に生息しているイメージがあるが、
実は世界中どこを探しても、北海道ほど密集してヒグマが生息している土地はない。
これはあまり知られていないが、データ上の事実。
この話は、そんな北海道でアウトドア系大学サークルに所属する俺が、
同期の友人に聞いたもの。

その夏、十勝山系を縦走していた登山パーティがあった。
パーティはA、B、C、D、Eの5人構成。AがリーダーでありBはサブリーダーであった。
ABCDは中級者であり、Eは今年山を登り始めた初級者。
パーティのうち何人かは、かつてヒグマと遭遇したものの怪我をすることもなく
やりすごしたこともあった。
以下は、Aが手帳につけていた日記からまとめられた内容である。

55: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)08:55:30 ID:b2F
2/9
山に入って一日目。
特に事故も無く、計画通り。みな景色を楽しみ、充実。

二日目。
すでに稜線上のルートを進んでいるが、昨晩の天気予報から今日の天候が思わしくないため、
その日は停滞を決定。予報の通り雨風が次第に強くなり、テント内で食事を作って
腹ごしらえをしつつ、トランプをしたり話をしたりと、楽しく時間をつぶす。
天気予報を聞いた後、明日は朝、小雨なら出発しようと決めた。
二日目は特に何事も無く終了。

三日目。
朝、一番早く起きたCが外の様子を確認にテントを出た。
帰ってきたCに様子を聞くと、
「少し霧が出てる。待ったほうがいいかも知れない」
テントの口から外に首を出すと、辺りは真っ白。出発を遅らせることにする。
朝食後、外に出るが霧が晴れる様子が無い。
メンバーは昨日停滞したこともあって出来るなら出発したい様子だが、
事故があってからでは遅い。話し合って今日も停滞することにした。
昼、霧がさらに濃くなる。
雨こそ降っていないが、霧の中歩き回るのは危険で、テントを出るものは無い。
夜、ちょっとしたアクシデント。
Eが何の間違いか、鍋をテントの外に出し放置。
夜の動物が活動するこの時間、食べ物の臭いを外にじかに出すのは危険だ。
しばらくしてから、動物の軽い足音がテントの回りを探るように歩いている。キツネだ。
テントから出て追い払う。先ほどの鍋のせいだろうか。
この辺りはヒグマが出る。
昼なら会ったことはあるが夜は危険だ。
三日目はこれで終了。

56: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)08:56:16 ID:b2F
3/9
四日目。

朝、外の様子を確認するが、2メートル先が見えず霧に包まれている。

本来の日程ではこの日になっても停滞するようなら計画を中止し、

別ルートで山を降りることになっているが、霧が濃く、行動することは危うい。

話し合うまでも無く、また停滞。午後、少しでも晴れそうなら下山することを考えたが、

霧はますます濃くなるばかりで、昼と言えど薄暗い。

トランプも飽きてきて、話題も尽きる。

夜、早めに明かりを落とし、就寝。

テントの内側が霧のためにしっとりと濡れ、テント内の強い湿気に不快感が激しい。

57: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)08:57:17 ID:b2F
4/9
数時間後に、異変。

最初にBが気づき、隣に寝ていた私を起こした。

「足音がする、さっきから。キツネじゃなさそうだ」

眠ってはいなかったのか、全員が上半身を起こして耳を澄ます。

重くゆっくりとした足音。じゃり。じゃり。

時折混ざる湿気のこもった鼻息。みな息を潜め、連想しているようだ。

ヒグマ、か。

テントの周りをぐるぐると足音が回る。どうやら、一頭。

激しい獣臭が鼻を突く。誰からともなくみなテントの中央に集まって、身を固める。

そのうち、クマがテントの布に鼻を押し付けては

激しく臭いを嗅ぐ、という行動を始める。

嗅いではテントの周りを巡り、また嗅ぐ。

みな、恐怖で声を殺し震えながら、身を寄せて動かない。

しばらくして、全員が身体を大きく振るわせた。

クマがどしん、どしんとテントに体当たりを始めたのだ。

テントの布が内側に大きくせり出して、クマの形を作る。

とにかくそれに触れないように身を縮める。

本気を出されでもしたらクマにとってはテントなど紙切れだ。

悲鳴を上げそうなのをこらえながら、テントの振動に耐える。

クマは五分ほど追突を繰り返した後、またしばらく円を描いて歩いた。

また、追突。歩く。

Eは泣いている。私も泣きそうだった。

明け方までそれが続いたあと、静かになった。

全員が少し眠る。

58: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)08:59:54 ID:b2F
5/9
五日目。

鳥の声で目が覚めるが、霧は晴れていないのだろう、薄暗い。

ヒグマの臭いは途絶えていない。

どこかで、もしくはテントのすぐ側で様子を窺っているのか。

みな、黙りこくっている。

沈黙が数時間。昼頃、足音が復活。

しばらく歩き回った後、また消える。

夕方、Dが勇気を振り絞って、わずかにテントの口を開けて外の様子を窺う。

「霧が、少し晴れている」

わずかに太陽の光が届き、晴れる兆しが見えた。

すぐに降りるべきだ、と主張する側と、明日まで待つべきだという側に分かれた。

まだクマがすぐそこに居るかもしれないし、今から下山を開始すれば、

夜を休憩も出来ないような登山道の途中で迎えることになるのは明白だった。

完璧に霧が晴れたわけでもない。悪天候でしかも夜に慌てて行動するのは事故の元だ。

リーダーとして、下山を許すことは出来なかった。

恐怖の中、冷静な判断だったかは分からない。ともかくも、その日はそれで日が暮れた。

誰も会話をしない。恐怖からだけでなく、パーティの考えが対立したことに大きな原因があった。

その晩もクマは周囲を巡り、時折追突をしてきた。

誰も眠らない。

59: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)09:01:27 ID:b2F
6/9

六日目。

昨日の晴れる兆しが嘘のように、霧が濃い。

朝起きても、終始無言。クマを刺激しないよう、誰もものを食べない。

しかし今朝からは周囲は静か。臭いも薄らいだように思う。

数時間後、Cが、外に出る、と言い出す。

みな反対するが「様子を見るだけ、クマも今なら近くには居ない」

と言って、Cは許可を求める。

すぐに帰ってくるのを条件に、私はそれを許した。

Cが霧の中へ入っていった後Bは私を非難したが、そのうちに黙る。

しばらくして足音。Cの帰りを期待した私達はテントを開けようとしたがすぐに手を止めた。

獣の臭いがする。Dがか細い声で「Cは?」と言った。

獣の鼻息が昨日に増して荒い。すぐに追突が始まる。

私達は声にならない悲鳴を上げて身を寄せる。

しばらく周囲を巡ったのちクマは腰を落ち着かせたか、足音は消えるも臭いは相変わらず強い。

その日一日、クマの臭いが途切れることは無く、私達は動かなかった。

Cは帰ってこない。襲われたんだろうか。

---ここから少しずつ、日記の筆跡に乱れが見え始める。

漢字も平易、ひらがなが増えていく。

60: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)09:06:15 ID:b2F
7/9
七日目。

今日も、霧がこい。

はらごしらえか、クマの気配が消える。

しばらくの沈黙の後、Eが山をおりる、と言い出す。

寝不足から目が血走って、声はヒステリック。

説得をこころみるも、きかず、Eは「おりたら助けを呼んでくる、待ってろ」と荷物を持って霧の中に消えた。

5人いたパーティはA、B、Dの3人になった。

クマのいないあいだにカロリーメイトなど栄養食を食べる。

会話はなし。時間がすぎる。

昼頃、外を見るが、霧は晴れない。

日ぐれ頃、クマがやってくる。中央に固まって、クマのしょうとつに耐える。

湿気がはげしく汗がでるが、みな震えて、なんとか声は出さずにいる。

Eは下山できただろうか。

八日目。

霧ははれない。

朝になるとクマの気配は消えていた。

だれも「下山しよう」とはいいださない。

たまっていた日記を書いて気をまぎらわす。この日記を持ってぶじにかえりたい。

14時ごろ、Bが狂った。

はじめに笑い出して、かんだかく叫んだあと笑いながら何ももたずにテントをとびだしていった。

きりの中に彼を見送って、しばらく笑い声をきいていたがそれもそのうち小さくなった。Dがしずかにゆっくりとテントの口をしめ、

「いったな」 と、久しぶりにDの声をきいた。

そのよるもクマが来た。

私たちは二人だき合ってよるが明けるのをまった。

61: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)09:07:24 ID:b2F
8/9
九日目。

今日も、きりがこい。

クマはしばらく近くにいるようだったが、ひるごろどこかへいった。

中央でかたまったまま、すこし眠る。ひどくしずかだ。

夕方、クマのあしおとでおきる。

ついとつされると泣きさけびたくなるが、どうにかたえる。

かえりたい。

クマはなぜ、おそってこないのだろう。

十日目。

きょうもきりがこい

ごご、Dがたちあがってしずかにでていった

とめなかった

きりがはれない

クマはよるおそくにきた。きがくるいそうだ

十一日目。

きょうも    きりが  

  こい

  くまは いる

十二日目。 

 今日も霧が濃い。

62: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)09:08:14 ID:b2F
9/9
思いのほか、長くなった。すまない。

このパーティの登山届は、事前に警察に提出されていたため、異常事態は発覚していた。

しかしまれに見る悪天候に、ふもとの警察は捜索をしあぐねていた。

天候が復活し発見されたのは、無人のテントと荒らされた荷物。日記。

最初に出て行ったCはテントから50メートルほどのところで遺体で発見された。

喉の傷が致命傷となり即死。

次に出て行ったEは、登山道の途中、崖から滑落。遺体で発見。

Bは一キロほど離れた場所で無残に食い散らされていた。

Dはルート途中の崖下から遺体で発見。

Aは行方不明である。

以上が、俺が友人から聞いた話。

これは、北海道で山を登る人たちの間で一時期流行った都市伝説なのだそうだが、

実際にクマに襲われ壊滅したパーティはあったようだ、とも友人は言った。

その人たちは、ほぼ素人。登山届けも提出せず、発見も遅れた。

現場の状態から、どうやらクマに荷物を奪われたところを、

取り返しに向かい返り討ち?にあったらしい。

北海道のフィールドを歩く皆さん、どうか、クマにはご注意を。

65: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)11:12:09 ID:b2F
1/2
皆さんは自殺死体を見たことがありますか?
俺は今までに2人の方の死体を見つけました。
どちらも偶然で、本当にそばを通りかかっただけなんですが、2回とも、同じ現象に出くわした後の発見だったんです。
正直とても怖いのですが、その話を書こうと思います。

いつもウチの犬(ハスキー)の散歩に、近くの林の中を歩いているときでした
当たり前なんですが、やっぱり亡くなった人間って臭いんですよ。
犬もヒンヒン言い出して、どうしたんだろうと思って辺りを見渡したりしていたんですが
突然、どうしても死にたい気分になったんです。
今、どうしても死ななくちゃいけない。そんな気分に。
就職にコケた時のこととか、父親とものすごいケンカをした時の事とか、もう解決しているにも関わらず、イヤな思い出ばかりが頭に浮かんできて…
こんな世の中に生きていたくない、楽になりたい…という気持ちになりました。
でも本当にごく短い時間だけでした。
ちょっとぼーっとして、ハッと我に返った感じです。
そして、なんで今こんなことを考えたんだろう?と不思議に思いながらそのまま林を進んだときに、見つけたんです。
リュックと、靴と、木からぶら下がる腐った男性を。
半狂乱になって家に走り、警察を呼びました…

66: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)11:13:18 ID:b2F
2/2
それから数年後、2人目の方は女性でした。

彼女とドライブに出ていた時のことです。
その日はある山の展望を目当てに走っていました。
うねる山道を車でゆっくりと登っていった時に、また突然あの感覚が襲ったんです。
死にたい。このままカーブを突っ切っれば、2人で一緒に死ねるだろう。
死んだらここに留まって、ここを通る車を片っ端から襲いたい。
突然そんな突拍子も無い考えが俺の頭に湧いたんです。
そして頭の中には関係が泥沼化していたときの俺たちの姿や今まで彼女に言われた嫌な言葉など、思い出したくも無いことがブワッと浮かんできていました。
そこでまたフッと我に返ったんです。そして気が付きました、これはあのときと一緒だと。
もしかして、もしかして…でも思い過ごしかも…と、すごく迷いました。
でも、何も無いことを確認したい気持ちもあったので見にいくことにしました。
山道で逆走が出来ない道路だったので、車を脇に止め、先ほどあの悪寒を感じた場所まで100メートルほど、歩いていきました。
そしてガードレールから下を覗き込んでみたら、やはり、居ました。
かなり下の斜面に生える木のふもとに、紺の服を着たスカートの女性が横たわっていました。
正直、体中の毛が逆立ちました。
急いで救急に連絡して、泣く彼女を車に載せて一緒に震えていました…

このスレには自殺死体を見つけた方はいらっしゃいますか?
もしいらしたら、その時こんな感覚に襲われなかったか、聞いてみたいです…

またあんなことに会ったらと思うと、怖くて森や林、山に近づけません…

67: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:04:44 ID:b2F
1/5
大学時代に友人から聞いた話。
釣りが大好きだった友人はその日も朝から釣りに出かけていた。
場所は川の上流域で、かなりの山奥である。
ここから先は、友人の語り口調で書かせていただきます。

「車で行ったんだけど、途中からは獣道すらなくてな。
仕方なく歩いたんだよ。かなりの悪路だったな。
崖も越えたし、途中クマが木をひっかいた痕もあったな。
で、やっと釣れそうなポイントにたどり着いてな。
早速、そこらへんの石をひっくり返して川虫を集めたのよ。」

俺「餌ぐらい買えばいいのに。」

68: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:05:27 ID:b2F
2/5
「いや、現地でとった餌は食いつきが違うんだよ。何よりとるのも楽しいしな。」

俺も現地で餌を調達したことがあるが、あの作業は虫が嫌いな人間にとって地獄である。
それ以来、俺はもっぱらイクラ派だ。
そんなわけで不本意ながら同意し、話の続きを催促した。

「虫を確保して、早速釣り始めたんだ。
そしたら面白いぐらい釣れてな。ものの3時間で十五、六匹は釣れたんだ。
でも朝まずめが終われば流石に途絶えるだろうなって思ってたのよ。」

知ってる人も多いと思うが、釣りは朝と夕方の「まずめ時」が最も釣れる。

70: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:06:18 ID:b2F
3/5
「けど爆釣モードは昼を過ぎても全く終わる気配がない。
生涯で最高の一時だったね。時がたつのも忘れて夢中になったよ。

気付いたら辺りは薄暗くてな。もう夕方になってたんだ。
身の危険を感じて、帰り支度を始めたんだよ。

ふと背後に気配を感じて振り返ったら、小さい女の子が背を向けて立ってる。
少し近づいて
「こんなとこで何してんだい?」
って聞いてみたんだよ。

振り向いた顔を見てギョッとしたね。
顔がお婆さんだったんだよ。
しかも、顔がひきつるぐらい満面の笑顔だったんだ。」

俺もギョッとした。

71: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:07:09 ID:b2F
4/5
「でも病気か何かだと思って、同じ質問を繰り返したんだ。
今度は丁寧語でな。

そしたら笑顔を崩さないまま、
「いつまで」
ってつぶやいたんだよ。何回も。

キチ〇イだったんかなあと思って、軽く会釈して帰ろうとしたんだ」

72: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:07:55 ID:b2F
5/5
「そしたら、急に婆さんの声が合成音声みたいになって、

「いつまで生きる?」

って言ったんだよ。背筋がゾクッとして、こいつはこの世の人間じゃないと思ってな。

凄い勢いで下山したんだよ。途中、婆さんのつぶやく声が何度も聞こえた。

薄暗い山奥でだせ?発狂寸前だったよ。あ~あ、最高のポイントだったのにもう行けねえなぁ…。」

俺は自分の膝がガクガク震えているのを感じた。
話の途中から友人は気持ち悪いほど満面の笑顔だったのだ。

それからしばらくして友人は自殺した。

73: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:13:54 ID:M8t
               l^丶
               |  '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう
               ミ ´ ∀ `  ,:'
             (丶    (丶 ミ   いあ    いあ
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ   ハ,_,ハ
              ;:        ミ  ';´∀`';  ';´∀`';, ,
              `:;       ,:'  c  c.ミ' c  c.ミ
               U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J   u''゙"J

            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   それ  るるいえ うがふなぐる ふたぐん
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':
     ミ  .,/)   、/)    いあ    いあ
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ    ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';  ,:' ´∀`';
      ';      彡  :: っ ,っ  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u    ι''"゙''u

74: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)13:15:54 ID:CH8
no title

76: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:10:46 ID:b2F
1/7
俺が19歳の頃の話です。
高校は卒業していましたが、これといって定職にもつかず、
気が向いたら日雇いのバイトなどをして、ブラブラしていました。
その頃の遊び仲間は、高校の時の友人グループがいくつかあり、
その日も、その内のひとつのグループの奴の家に集まり、だらだらと遊んでいました。
そのグループの連中は、地元では結構有名な悪い奴らの集まりでした。
俺はケンカも弱いし、バイクも持っていなかったけど、
そのグループのリーダーが幼馴染で、家も超近かったため、たまに遊んでいました。

夜もふけてきたので、俺達は肝試しに行くことにしました。
皆幽霊なんて信じていなかったし、怖がってもいませんでしたが、
行く途中、女の子でもナンパできたら連れて行こう、ぐらいの軽いノリでした。
一人がバンで来ていたので、それに6人全員で乗り込み出発です。

幾つかある肝試しスポットのうち、一番近い所に向かいました。
そこは山の中にある墓場で、頂上に向かって墓場が広がっています。
入り口に降り立ったとき、その墓場の一番上に何か白い影が見えました。
よく見るとそれは2人の人間で、近付いてみると、まだ中学生ほどの少女でした。
髪は長くパサパサで手入れをしている様子はなく、まるで人形の髪のようだと思ったのを今でも覚えています。
顔にも髪がかかり、表情は読めません。
顔のつくりは違いましたが、2人ともそっくりに見えました。
白く見えたのは、夏服のセーラー服姿だったからです。
いったいどこから来たのでしょう。
あの場所から出てくるには、車でもっと山の上まで登らなくてはならないはずです。
なのに2人には、連れがいる様子もありません。
どんどん近付いてきます。

77: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:12:01 ID:b2F
2/7
よく考えたら、ふつうこんな人気のない墓場で、不良グループに遭遇したら向こうも怖いはずです。
しかし彼女達は無表情のまま、俺達の目の前に来て止まりました。
いいようのない恐怖が襲いました。
理屈ではありません。ただ、ぞっとするというのは、このことだと思います。
それは他のメンバーも同じようでした。
「おまえらどっから来たん?」
リーダーのMが聞きました。
2人は無表情のまま、ゆっくりと同時に山の頂上を指差しました。
どっと嫌な汗が吹き出ました。
するとそこに、どこからともなく犬が走ってきました。
しかもその犬、白内障なのか目が白く濁っているのです。
あまりにもタイミングよく現れたので、危うく叫びそうになりましたが、
すぐ後ろから飼い主らしきおじいさんがやってきました。
そのおじいさんはこの近くに住んでるらしく、いつもこの道を散歩コースにしているそうです。

おじいさんの散歩に付き合うように、自然に俺達6人と少女達は歩き始めました。
おじいさんと少女達が前を歩き、何か話しをしています。
おじいさんは、土の盛り上がったところをガシガシ蹴飛ばしながら、
「ここ、無縁仏の墓や。そこに卒塔婆がたおれとるやろ」と言いました。
そして又、少女達と言葉を交わすと、俺達のほうを振り向きもせずに去って行きました。

唖然とする俺達の所に少女達がやってきて、初めて口を利きました。
「いまおじいさんに聞いたんやけど、この先にもっと怖い場所があんねんて。
 のろいのわら人形がぎょうさん見つかる所。行ってみいへん?」
正直俺は行きたくなかったけど、中学生の女の子が行くというのに、『いや、おっかねえからやめとく」とはいえません。
結局、女の子達をバンに乗せ、行ってみることにしました。

78: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:13:30 ID:b2F
3/7
その間、俺達は色々話し掛けました。なぜあんな所から出てきたのか。
当時女の子をナンパして乱暴し、山の中腹で置き去りにするという『六甲おろし」が流行りだした頃でした。
「もしそんな目にあっているなら、協力できることがあるならするぞ」
Mが一生懸命話し掛けても、彼女達は無表情に前を向きながら首を振るだけで、道を案内する以外は口を利きません。
とても乱暴されたようには見えませんでした。
でも、何か理由があってほしかったのです。あんな山中から、こんな子供が出てきた理由を。
しかし彼女達は、お互いも話さず、たんたんと道を案内するだけです。

とうとう目的地の神社に着きました。はじめてくる所です。
さっきの場所より何倍も不気味な所です。
高い杉の林に囲まれた小さな神社でしたが、彼女達はその神社のさらに奥の杉林に入って行きます。早足で。
Kがつぶやきました。
「あの子達って、あのおじいさんに聞いて、今日はじめてくるはずやんな。
 なのに、なんであんなにスタスタ進むんや。
 2人とも車の中で一言も相談してないのに、迷いもせず同じ方向に進んで行ってるで」
ぞっとしました。しかし、ここで2人を置いて逃げるわけにはいきません。
慌てて後を追いかけますが、その足の速いこと。大人の俺達が小走りになるほどです。

イキナリ2人が立ち止まりました。黙って目上の高さを指さしています。
見ると指差した先の杉の木に、釘をさしたような穴が無数にあいています。
いえ、よく見回すと、そのあたりの木のほとんどに穴があいています。
そして、とうとうわら人形も見つかりました。
絶句する俺達をよそに、彼女達は相変わらず無表情で、何も言いません。
「もう返ろうぜ、つかれただろ、おまえらも送ってやるから」
Mが恐怖を隠すように言いました。
しかし彼女達はこう言ったのです。
「ここじゃダメだね。もっといいところがあるから行こう」

79: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:14:13 ID:b2F
4/7
絶句しました。
「もうやめようや」
とうとう俺は言ってしまいました。
しかし皆、大の男が中学生に言われて、怖がるわけにはいかないようです。
「分かった、行こうや」
その一言で、少女達はきびすを返すように、今来た道を引き返しました。
慌てて俺達は後を追います。
Kだけが俺の意見に賛成らしく、真っ青な顔をしてブツブツつぶやいてます。
「罠や、罠や、これなんかの罠や。俺達連れて行かれてるんや」
Kの真っ青な顔とブツブツ繰り返す言葉に、今度はKのことまで怖くなってきてしまいました。

皆でバンに乗り込みました。Mがカーステレオをつけようとしても、壊れたのかつきません。
嫌な沈黙が続きましたが、皆口を利きませんでした。ただ少女たちの道案内だけが車内に響きます。

着いた場所は、小高い丘の上にある神社でした。
その神社に着くには、その丘を左右対称に包むようについている階段を登るのです。
左右どちらから登っても、多分同じくらいの距離です。
少女達は無言のまま、それぞれ左右に分かれて登り始めました。
車の中でも打合せはしていないし、降りてからも2人は目配せや合図をすることなく、
迷わず別の道に向かって行くのです。
もちろん、その神社に続く階段はうっそうとした林に囲まれ、
普通の女性なら、複数でいても行きたがらないような不気味さです。
その階段を、まだ中学生の少女が、迷うことなく、恐れることもなく、スタスタと歩き出すのです。
明らかにおかしいです。
慌てて俺達も3人づつに分かれて、それぞれ少女達の後を追いました。

俺はガマンできず、前の少女に話し掛けます。
「おまえら、ちょっとおかしいぞ。何であんな処にいたんや。
 肝試ししてるにしては全然こわがってないし。なんであんな所にいたんや?」
答えない少女にいらいらしながら、しつこく聞きました。
あまりにもしつこく聞いたせいか、彼女はこうつぶやきました。
「私ら・・・死ぬ場所探してんねん・・・」
そのとき初めて彼女は、俺の目を見ました。
しかし、俺の目を見ているというより、俺を透かしてはるか遠くを見ているような眼でした。
そして、うっすらと笑いました。
その少しあがった口の端に、よだれがかすかに光っています。

80: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:15:43 ID:b2F
5/7
全身に水を浴びたような気持ちです。他のメンバーを見回しましたが、皆真っ青です。
しかし聞こえてはいるでしょうが、この少女の目とよだれが見えたのは俺だけです。
逃げ出しそうになったとき、頂上に着きました。
むこうのグループも、ちょうど反対側からあがって来たところです。
真っ青になったMが駆け寄ってきました。
「聞いたか!!お前等聞いたか!!」
どうやらM達も、もう一人の少女から聞いたようです。

とりあえずまだ帰らないと言う少女達を、バンまで連れて帰りました。
そこで、なぜ自殺したいのかをしつこく聞きましたが、答えません。
「アホなことするな。いじめか?俺らがそいつらシメたるから、はやまるな!」
俺達の問いかけにも、彼女達は首を振るばかりです。
「じゃあ原因はなんやねん」
「・・・べつに・・・」
「別にって!!」
「生きてるんも、もうええって感じやねん」
また、あの遠くを見つめるような無表情です。2人とも同じ顔をするので、ますますそっくりに見えます。
「とにかく、もうこっちも眠たいから、お前等送ってくわ。はよ家までの道言え。送ってったる」
降りるという彼女達に強い口調でMは言い、車を発進させました。

彼女達は地元の子達なのか、帰り道をかわるがわる「右」「左」で告げます。
2人同時に「ここ」と言いました。ハモるように同時にです。
止まった場所には家等ありません。

81: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:16:48 ID:b2F
6/7
「おまえらホンマにここか?家の前まで送ってくぞ」
Mが言いましたが、少女達は「ここ」とだけ言って車を降りました。
そこは、ちょうどさっきの丘の上の神社の裏側のようです。
クネクネとしてきたので結構走ったように感じましたが、そんなに走っていないようです。
もう皆十分気味わるく感じていたし、もう義理も果たしたという感じで、車を走らせようとしました。
その直後Kが、「あれ見てみろ!」と叫びました。
2人の少女は、さっきの神社のある丘の、裏側にある登り口のような、
林の中にぽっかりあいた穴に向かって歩き出しています。
「あいつらまた登る気や」
Mがクラクションを鳴らしました。
すると映画のワンシーンのように、ゆっくりと少女達は振り返りました。
首を少しかしげて、左右対称に。
暗くて目はわかりませんが、なぜかうっすら笑っているように見えました。
でも俺には2人の口の端に、同じようによだれが光っているようで、
思わず「逃げろ!!」と叫んでしまいました。

後は一目散に車を走らせました。Kがブツブツ又何か言ってます。
「だから、あの神社じゃだめだったんだ」
「何がダメなんだよ!!」
思わずいらいらして、俺は叫んでしまいました。
「あの子達の身長じゃ、高い杉の木の枝には届かない・・・吊れないよ・・・首・・・」
ぞっとしました。
「アホなこというなっっ!!気味わりい!!」
他の友人の声もうわずっています。
今まで黙っていたDが、気が付いたように言いました。
「なあ、衣替えっていつや?もう11月やで。あの子ら、なんで夏服のセーラー服きてたんや」

82: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:17:21 ID:b2F
7/7
その後どうなったかは知りません。
確かその日は、皆でMの家にとまり、夕方に夕刊を、恐る恐るチェックしたように思います。
たしか、自殺者発見の記事も、行方不明者の記事もなかったと思います。
ただKだけが眠れなかったようで、ずっと部屋の隅でうつろな目をしていました。

その後、そのグループの奴らと遊ぶこともたまにありましたが、その日のことはなぜか誰も口にしませんでした。
そして、あの日以来、俺はKに会っていません。
もともとそのグループの奴じゃなかったので、他の皆もそうのようでした。
ただ俺は、Kがブツブツ言ってた「罠や、罠や、これなんかの罠や。俺達連れて行かれてるんや」を思い出し、
連れて行かれてたらどうしようと思い、そう思った自分自身にぞっとしています。
あの呟きを聞いたのは俺だけだったから。

83: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:25:17 ID:FB4
こっわいなー

85: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)17:38:46 ID:b2F
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。

86: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)18:13:30 ID:b2F
これは1ヶ月程前に実際に遭遇した唯一の心霊体験です。

あの日、仕事が昼に終わったので早めに家に帰り昼寝をした。
その晩は早く寝れる訳もなく寝室でゴロゴロしていた、そして夜中の二時位に腹が減ったので夜食にラーメンでも食べようと二階の寝室から一階のキッチンへ向かった。

そしてラーメンを作り終わりキッチンからリビングの机の方へ向かったのだがそこでとんでもない物を見てしまった。
なんとリビングの机の端から無表情な女の子の顔が半分位ニョキっと出ておりこちらを見ていたのだ。
不審者かと思い机の下を覗くが胴体は無い。
はっ!っとして机の上を見たら相変わらず端から無表情な顔を半分位出してこちらを見ている。
ここで霊だと気が付きあまりにも怖くて叫べもせずラーメンを投げ出して走って寝室まで逃げ帰った。

それ以降、霊的な体験はしていないがどうも夜中が怖くなってしまった。

89: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)18:24:10 ID:b2F
1/2
文才無いし体験談なんでオチとかショボイですけど、後々考えたらゾッとした体験です。

私が小学6年生の7月頃の事です、私はその日友達と遊ぶ約束をしていたので友達の家に行いきました。
しかしチャイムを鳴らしたんですが全く反応がありません
約束したのにおかしいな・・・と思った私はその後何度もチャイムを押しました
10回ぐらい押したら玄関のドアがガチャン!!と勢いよく開きました、友達の父でした
友達の父は機嫌を悪くした様子で「・・・何?」と聞いてきました
私はうわ・・家の人いたのかよチャイム鳴らしすぎて怒らせたかな・・・と思いながら
「ごめんなさい・・・あのOO君は家にいますか・・遊ぶ約束をしていたんですけど・・・」と伝えました
すると友達の父は一瞬間下を向いて「今は居ないよ、なんなら上がって待ってる?」と聞いてきました。
私は「いいです、また今度にします・・失礼しました」といってトボトボと家に帰りました。

90: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)18:25:57 ID:b2F
2/2
そして翌日、私は学校で友達に「も~なんで昨日居なかったんだよ~」と言い
そして友達が「あはは、ごめんごめん、なんか父さんが急にお婆ちゃんの家に行ってなさいとか言われてさ~ホントごめんな」
私は友達を許して仲直りしました。

そしてその次の日友達の母が家に帰って来ないと、友達から聞きました

「ほんと何処行ったのかな~母さん・・」
友達は本当に心配している様子で、私はその日ずっと友達を励ましていました。

そしてそれから2日がたっても戻らなかったので友達の父は警察に捜索願いをだしました。

そしてさらに日にちがたち2週間が過ぎました、その日は日曜日で学校が休みだったので私は朝パンをかじりながらニュースを見て、ぼーとキャスターの告げるニュースを聞いていました

「OO県で保険金〇人があったようです、犯人はOO、被害者は自分の妻と実父の2名どちらも絞〇されていたようです」・・・・・

私はぼーとニュースを見続けていましたしかし、犯人の顔写真がアップされた時私は一気に覚醒しました、OO OO(容疑者)・・友達の父でした
ホントマジで洒落にならない位恐怖を感じましたよ、後々の情報で妻〇害の時の犯行時刻が私が友達の家に行った日の夜だって知った時には親の胸でマジ泣きしましたよ。・・・・
あのまま家に入ってたらやばかったですよね?ああ・・マジ思い出しただけで死にそうになる・・・・アニメ見て寝よ・・・

91: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)18:33:20 ID:b2F
1/2
今はもう関わりを絶っている一人の知り合いの話です。
その人(A)とはあるライブハウスで知り合い、会ううちにだんだんと私はAに好かれていきました。
Aは私のことを「妹に似ている」と、何かある度口癖のように言ってきました。
歩き方が妹に似てるとか、芸能人の好みが妹に似てるとか、そんな風にです。
ある日私はAの家に呼ばれました。
Aは妹と二人暮しとのことでした。

Aの部屋にあがるなりすぐ、私はおかしいなと感じました。
Aの妹の靴が全く無いのです。
Aの男物の靴はこれでもかというくらい散らばっているのに、妹の靴らしきものはどこにも見当たりませんでした。
部屋に案内され、話をしていると、ある時Aが、隣の部屋にいる妹とちょっと話してくると言って、部屋を出て行きました。

薄い扉一枚隔てた向こうの妹の部屋で、話し声が聞こえてきました。
Aが、「友達を連れてきたんだ。」とか、どうのこうのと話しています。
しかし肝心の妹の声が全く聞こえてこないのです。
Aだけが一人でただひたすら喋っているだけです。 私は怖くなりました。
妹との会話を終えたAがニコニコしながら戻ってきました。
私はその時結局何も聞かずにいました。

92: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)18:35:28 ID:b2F
2/2
数週間経って、私はAにどんどん好かれていきました。
ある日Aから電話がありました。
私はその時面倒臭くて出ませんでした。
ちなみに一人で新宿にいました。

数時間経ってまたAから電話がありましたがそれも無視しました。
するとすぐまた電話がかかってきました。
Aはかなりしつこい人間だったので私はイライラして今度は電話に出ました。
するとAが 「お前が電話に出ないから死んでるんじゃないかと心配になった。家に入った」 というのです。
私は慌てて家に帰りました。

するとアパートの2階の私の部屋の窓が割られていました。
中でAの独り言が聞こえました。
怖くてその日は家に帰りませんでした。翌日警察に行きました。
それ以来Aには怖くて会えず、無視し続けました。
最初は頻繁に電話がかかってきましたが無視し続けました。
するとAは怒ったらしく、しばらくするともう電話してきませんでした。

それからある日、私があるイベントに行って帰ろうと出口に向かうとAがいました。
Aは知らない人に「ここに俺の妹が来てるから迎えに来た」と言っていました。
そして私の顔を見た途端、「あ、あれ俺の妹。」 と言いました。
逃げました。

終わりです。

93: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)19:37:30 ID:b2F
5年前に俺が友達とその友達彼女と旅行に行った時の帰りの車内での話です。

夕方の6時くらいに車で山道って言うのか林道って言うのか、人が誰も通らないような感じの道を走ってたんですよ。
俺は一人で後ろの席で寝転がってたんです。
半分寝かけた時に前で運転してる友達とその彼女の会話が聞こえてきました。

友達「あれ?あの人こんな道でなにしてんだろ」
友達の彼女「いいから行って!早く行って!」
友達「いいじゃん、道に迷ったのかもしれないし」
ここで車が止まった

友達「あのぉ、こんなとこでなにやってるんですか?」
女「・・・・」
友達の彼女「もう早く行ってよぉ!(半泣き)」

なんか気になってきて起きてみると確かに女の人が立ってる。
車に乗るように誘おうと思ったが、友達の彼女があまりに強くやめろと言うので車を走らせた。
しばらく走って彼女が口を開いた。

友達の彼女「ねぇ見てないの?あの女の人木の上から降りてきたんだよ・・・しかもついて来てる・・」

後ろを見ると女が立ってた、それから人が普通にいるとこまで速攻で逃げた。

94: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)19:47:50 ID:b2F
私は某番組制作会社で働いています。
数年前、街中で通りすがりの人にドッキリを仕掛けるという番組を撮ったんです。

そのドッキリとは、まず深夜の人の少ない駅のベンチに仕掛け人の女性が座ります。
そして空席に誰かが一人で座ったら、仕掛け人は急に「うー、うー、苦しい…」と唸り始めます。
仕掛け人にはあらかじめ青白い顔色に見えるようメイクをしておきました。
もし「大丈夫ですか?」と尋ねられたら、仕掛け人は驚いたような表情を浮かべて「あなた、私が見えるんですか」と言って幽霊のふりをするというものでした。

ちょっと強引なドッキリですが、深夜の静かな駅構内はなかなか雰囲気があるらしく、黙って逃げ出す人やパニックになって駅員室に駆け込む人など、かなり使える映像が撮れました。
やがて時間も遅くなってきたので次の人で最後にしようと決め、仕掛け人をスタンバイさせて待機していました。

するとすぐに、サラリーマン風の中年男が一人で駅へ入ってきました。
残業終わりなのでしょうか、その男はひどく疲れた様子でベンチにぐったりと腰掛けました。
その間も私たちはずっと離れた場所からカメラを回しつづけていました。
ところが、仕掛け人がいっこうにドッキリを始めようとしないのです。

「これが終われば帰れるのに、あいつは何をやってるんだ。居眠りでもしてるのか?」とイラついた私は、仕方なく撮影を一旦中止し、駅のホームに入って仕掛け人のもとに駆け寄りました。
「おい、何やってんだよ。」
「へ?何ですか?」
 ポカンとしている仕掛け人の前に立って、私はサラリーマンを指さしながら言いました。
「何ですかじゃねーよ。人が来たら、すぐに始めろよ!」
「はあ?だから、まだ誰も来てないじゃないですか!」
「えっ…」
 私がくるりと振り向いてサラリーマンを見ると、今のやりとりの間にその男は立ち上がっていて、こちらをにらみつけて言いました。



「あなた、私が見えるんですか」

95: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)20:36:57 ID:b2F
1/2
どうも、山男です。
山スレ探していたらこのスレ見つけてしまいましたので、昔親友から聞いた話をカキコします
山仲間が体験した話です。

北海道の大雪山を厳冬期、単独で登山していた時の話だそうです。
その日は、早朝からとても天気がよく、登山には絶好の日だったそうです。
しかし、そこは冬の山の天気です。みるみるうちに雲行きが怪しくなり、ついには激しい吹雪になってきました。

引き返すにしてはもうかなり深いところまで来ており、逆に危険すぎる。
避難小屋まであと少しの所まで来ているはずだが、このホワイトアウトの状態では自分の位置すらつかめない。
「ビバーグか?」
実際それも覚悟していたのだそうです。
しかし山に関しては経験豊富な男でしたので、この寒いときのビバーグはしんどいなー
などと呑気に考えていると、少しだけ天気が回復してきました。
周りの展望もしこし開けてきてあとは目標物が見えれば何とかなりそうです。

うっすらと山々が見え始め自分の位置を迅速且つ正確につかむと、
「よし!行ける!」
避難小屋に行くことを決断しました。
行程2時間、回復した天気も一瞬でまたもとの猛吹雪となり、雪に埋まった避難小屋を発見できるか、不安が胸を過ります。

しかしそんな不安をよそに意外と簡単に見つけることができました。
と言うのも先行者がいたらしく、入り口部分の雪がよけてあったのです。
彼は深く安堵し、避難小屋の中に入ると先行者は二人のパーティーらしく奥のほうで早々とシュラフに潜り込み寝息を立てて寝ています。
気を使いながら静かに夕食を済ませると、彼も寝ることにしました。

何時間か経ったころか、それとも数分か、ぼそぼそ話す声で目が覚めました。
先行者の話し声のようです。
耳を澄ませば男女の声が聞こえます。
この厳冬期に女の人は珍しいと思ったのだそうです。

今後の行程のこと、明日の天気のことを話しているらしく時折押し殺した笑い声も聞こえてきて、なんだか楽しそうです。
明日の朝目が覚めたら話しかけてみよう。
目標が一緒だったら同行してもいい。
そんな事を考えながら深い眠りに落ちていきました。

96: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)20:39:50 ID:b2F
2/2
次の日の朝、彼は物々しい雰囲気の中目覚めました。
10人ほどの男達が避難小屋の中にどやどやと入ってきたのです。
彼が目を覚まし体を起こすと、その場が凍りついたそうです。

「あっ、あんた生きている人か!?」

何のことか分からずポカンとしていると、
「ほれ、あそこの二人」
一人が先行者をあごで示すと、
「あれオロクだ」
 
つまり遭難死した人だったのです。

事の顛末を聞くと、救助の要請がこの二人から無線により入ったのが3日前で、折り悪く悪天候のためヘリも飛ばすことができず
ようやく陸路で遭難現場にたどり着いたのが2日前、無線で励ましたのも空しく、発見したときはすでに凍り付いていたそうです。。
遺体を収容し下に下ろそうとしたのだが天候が急変し、二重遭難を恐れ一時避難小屋に遺体を安置し、救助隊は引き上げ今日改めて収容し下山。
そんな話だった。

彼は、事の事態が掴めずにいた。
だとすれば、昨日避難小屋に着いたとき聞こえてきた安らかな寝息は?
昨夜の楽しげな話し声は?
厳冬期には幻覚や幻聴も珍しくない。
あれは、やはりそれ?
しかし確かめなければならないことがあった。


「あのオロクは男女のカップルですか?」
救助隊の一人は無言で深く頷き
「新婚旅行だったんだと」
沈んだ表情でそう答えたのだそうです。
救助隊の中に彼の事を知っている人がいたらしく(彼は、ちょっと名の知れたアルピニストです)
「あんただったら心配はないけど、今日は日が悪いからさっさと下山した方が良いですよ」
と助言してくれたらしい。
しかし彼は予定の全工程をこなし無事下山しました。
この話をしてくれたとき、彼は最後にこう言っていました。

「いやー、あん時は流石に気味が悪くてサー、山下りようかとも思ったんだけどサー、でもあの夜聞こえてきた話し声がサ、とても幸せそうに聞こえたワケ、だから山はいいなー、そんなことを思ったんだヨ」

そんな彼も、数年前アルプスの山に抱かれ姿を消しました。
たぶん彼も永遠に、山はいいなーと感じているに違いありません
そう思うと気が晴れるような気がします。

97: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)20:50:01 ID:b2F
1/3
六甲山に出る牛女ってしってる?
実際アレを見た人に話聞いたよ。
「牛女」にも色々種類あるらしいけどね。
走り屋の間の噂では、牛の体に女の顔(般若という話もあり)で
車の後を猛スピードで追っかけてくる「牛女」
あと、丑三つ時になると出る女の幽霊で「牛女」
最後に、女の体に牛の顔の「牛女」私が聞いたのはこの牛女の話。
体験者は友人の両親だ。

4年ほど前のお盆の頃。
2人は弟夫婦と共に、墓参りの為、実家に帰省した。
4人は墓参りをし、実家で夕食をすませてから帰ることにした。
他の3人は酒を飲んでいたので、おばさんが運転手、助手席にはおじさんが、後部座席には弟夫婦が乗り込んだ。

実家を出たのはもう真夜中近くだった。
しばらく山道を走っていると、前方の道沿いに畑がある。
(あれ・・?)
道路のすぐ横、畑の畦道に、着物を着た老婆が座っている後姿が見えた。
首をうなだれ、背中だけが見える。
「こんな時間におばあさんが畑にいるなんておかしいわね。」
後部座席の弟夫婦とそんな会話をかわし、スピードを緩めた。
老婆はこちらに背を向けたまま、身じろぎもしない。

そして老婆の真横に来た瞬間、座っていた老婆が、クルーリとこちらに顔を向けた。

98: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)20:52:01 ID:b2F
2/3
3人が悲鳴をあげる中、突然エンジンが止まった。
牛女が助手席側の窓を叩いた。

バァーーン!!

「きゃぁーーっ!早く車だして!!」
おばさんは震える手で何度もキーを回すが、エンジンは一向にかかってくれない。
「なんや!なんの音や!」おじさんが叫ぶ。
「なんでみんな騒いでるんや!?」
「なんでって、あなたには見えないの?真横にいるのに!」
「なにがおるんや!?なんで止まってる!?」

バーーーン!!

「牛の顔の老婆が窓を叩いてるのよ!!」
「そんなもんおらん!」
「いるのよ!そこに!あなたの真横に!」

バーーーーン!!!!

何度やってもエンジンはかからない。
「どけ!かわれ!」
おじさんが運転席に移り、キーを回した瞬間、嘘のように簡単にエンジンは回りだした。
「はやくだして!」
牛女は追っては来なかった。

それから里帰りの度にその道を通るが、「牛女」に会ったのはこの1回だけだったそうだ。

99: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)20:53:03 ID:b2F
3/3
「信じられへんような話やろ?でもこれ読んでみ。」
一緒に話を聞いていた友人(体験者の子供)が1冊の本を差し出した。

『太平洋戦争末期、西宮が空襲にあった。牛の屠殺で栄えていた家が焼かれ、その家の座敷牢から頭が牛、少女の体をした物が出てきた。
「それ」は、周りが見つめる中、犬を食っていた・・・』

時間の経過と共に、牛女もまた、人間と同じように歳をとっていったのか?
ではなぜ、見える人と、見えない人がいたのだろう?

102: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)22:01:22 ID:b2F
1/3
一週間前の話。
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。
で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。

娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。
そしたら、急にエンジンが停まってしまった。

山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから
娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン行くことにしたんだ。

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。
夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。

で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。
俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。

今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで

「テン(ケン?)・・・ソウ・・・メツ・・・」って何度も繰り返してるんだ。

最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、
音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ。

103: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)22:02:13 ID:b2F
2/3
そしたら、白いのっぺりした何かが、めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいてくるのが見えた。
形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな、頭がないシルエットで足は一本に見えた。
そいつが、例えるなら「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに振り回して身体全体をぶれさせながら」向かってくる。

めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど、なぜかそのときは
「隣で寝てる娘がおきないように」って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることもできないでいた。

そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど、どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。
通り過ぎる間も、「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」って音がずっと聞こえてた。

音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから、ほっとして
娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。

俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って叫んだんだ。
叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。

俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」ってぶつぶつ言ってる。

104: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)22:03:10 ID:b2F
3/3
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。
そしたらかかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。

早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、
ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン・・ソウ・・メツ・・」に
いつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。

家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。

夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながらチャイムを押した。

住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。

山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、

と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。

住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。

娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら一生このまま、正気に戻ることはないらしい。

住職はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。

妻にも俺と住職から電話して、なんとか信じてもらった。

住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。

ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは、妻も娘に会えないらしい。

一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。

ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。

早くもとの娘に戻って欲しい。

遊び半分で山には行くな。

105: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)23:06:10 ID:b2F
かなり昔の話です。

当時アーケードの「ストⅡ」がはやっていてそれがスーファミに移植され、毎日毎日隣の家のA君と対戦に興じておりました。
隣の家とは家族ぐるみの付き合いでしたがある日、隣が引っ越す事になり
「最後の対戦しようぜ~」
って事で夜中まで私の家で対戦に興じました。

A君が引っ越して半年くらいたって、部屋で何気なくストⅡをプレイしていたら、音楽がなり
「Hear comes a New Challenger!」
の文字が…(わかります??)
2Pのコントローラーはささってないのに乱入されてしまいました。
キャラの選択画面のまま動かなかったのですが、動揺した私は電源を落としてしまいました。

その二、三日後にA君の母親から連絡がありA君が交通事故で亡くなったとの事。
お葬式に行った時に「きっと最後の対戦をしにきたんだ」と思い、号泣してしまいました。

怖い話というより、思い出話になってしまいすいませんでした。

106: 名無しさん@おーぷん 2015/05/01(金)23:32:04 ID:b2F
わたし、以前バスの添乗員してました。
小さなバス旅行会社の、個人経営のバス5台でやってるような。
いまはもう添乗員やめました。

あるときツアーが入りまして、隣の県の温泉に行くツアーだったな。
会社の慰安会とか地域の温泉ツアーじゃなかった。
温泉好きが臨時で作った集まりみたいな。

高速降りて、田舎道を走って、道の駅で休憩してました。いつになってもお客さんが戻ってこないんですよ。
17人ほどのツアーだったんだけど。
で、幹事さんのところに携帯で連絡を取ったら道の駅の後ろにある森のほうで呼び出し音が鳴ってる。
近寄ってみたら、ツアー参加者が森の中でじっと立ってる。
呼んでも、こっちを振り向かないんですよ。

近くまで行ったら、みなさん集団首吊り自〇してました。
添乗員、次の日にやめました。

引用元: ・【怪談】怖い話【都市伝説】